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混合型超皮質性失語の症状/特徴と評価/リハビリ(対応/対処・アプローチ)


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混合型超皮質性失語(mixed tanscortical aphasia)の定義と症状/特徴


混合型超皮質性失語とは、復唱以外の全ての言語機能が重度に障害された失語である。

復唱は他の側面と比較して明らかに良好であるが、明確な基準が明記されている文献は少ない。よって、数語ないし短文の副将ができるものを混合型超皮質性失語とすべきである。

反響言語も見られ、他の言語側面は全失語と同様の障害があると考えてよく、自発話はほとんどないか、あっても僅かな常同言語に限られ、話し言葉の理解は単語レベルでも明らかな障害がある。 呼称は通常不可能であり、読みと書字も重度に障害されている。

混合型超皮質性失語の障害病巣

古典的にはブローカとウェルニッケ領域および両者を結ぶ弓状束を含むシルビウス硬溝周囲の主要言語領域が概念中枢から独立して生じると考えられた。

中枢から独立して生じると考えられた。

近年では混合型超皮質性失語は器質的に主要言語領域が全周性に孤立しているわけではなく、超皮質性運動失語を生じる病巣と超皮質性感覚失語を起こす後方の病巣が組み合わさった症例でと混合型超皮質性失語が出現することが多い。 また、脳梗塞などでは内頚動脈閉塞により分水界領域の閉塞または機能低下が生じた場合、急性期に混合型超皮質性失語を呈することがある。
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混合型超皮質性失語の評価テスト


初期評価としては「標準失語検査」、「WAB失語症検査」を行う。実施頻度としては、回復期には1~2ヶ月程度の間隔で行うことが望ましい。
言語療法士だけでなく、理学・作業療法士も画像や既往などの医療情報だけでなく、家族構成から教育歴、職業や病前の言語・生活習慣を聴取する。

あまり表に出てこない内容であるが、知能指数(IQ)が著しく低い人間も一般に想像されている以上の割合が存在していることも念頭におく必要がある。つまり、社会生活を営むことに支障をきたすということであり、『仕事が長続きしない』や『ある程度の年齢にも関わらずアルバイトで生計を経てている』という方が多い。


臨床的な混合型超皮質性失語の問題点とリハビリテーション(対応/対処・アプローチ)


基本的にはそれぞれの失語症単独でのアプローチではなく、『失語症全般』として言語聴覚士を中心にリハビリテーションを行っていくことが望ましい。
失語症のリハビリテーションは、周囲の人間と社会のコミュニケーションを向上させることを目的とし、医療スタッフだけでなく家族や知人への指導も必須となる。

失語症の急性期の対応


言語聴覚士を中心に、どのような言語側面が障害、または保存されているかを確認し、コミュニケーションの可能性を探る。言語的・非言語的な表現を行い状況を伝え、表出できない場合もあるので、「はい/いいえ」で答えられる程度の質問や全部の平仮名を書いた用紙を用意しておくことも良い。(大きな文字が望ましい)

失語症の言語療法問題点とリハビリテーション(対応/対処・アプローチ


患者さんの状態にもよるが、急性期を脱して基本的にある程度の座位保持が可能になってから、訓練室に来室できるようになってから行われる(法律的にも個室)。(嚥下についてはベッドサイドで行われることも多い。)

前述したブローカ失語の評価での家族構成から教育歴、職業や病前の言語・生活習慣を聴取より、総合的な訓練を他の医療従事者と進める。また、言語療法としての集団訓練は、コミュニケーション能力を高め、応用する機会となるので積極的に行う。

失語を含めた言語障害は、1ヶ月から3ヶ月の間の改善率が高いが、それ1ヶ月以降に残存する失語の完治は難しく、復職や社会生活を営むにあたり支障が出る場合が多い。その場合は、言語訓練に固執・執着せず、医師やソーシャルワーカーとともにQOLの向上へと方向転換することも重要である。

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