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【痛み・姿勢を解説】大腿骨頚部骨折の症状を見逃してはいけない!

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転倒によって大腿骨頚部を骨折するお年寄りの方が多いですが、基本的に痛くて動くことはできません。ただ、こけなくても折れてしまうことも結構あります、糖尿病の方とか女性の方は特に。

まあ、ほどんどの場合、痛くて体を起こすのも一人ではなかなか難しいくらいなので、歩くことはできません。

例外的にできる場合もありますが、それは後述します。

 

大腿骨頚部骨折の痛みの出方!小さな所見を見逃してはいけない!

骨折後、直ちに起立不能となって歩けなくなる。骨折端楔合、不完全骨折の場合は受傷直後も歩行した例が稀におこるが大多数は痛みによって歩けない。

背臥位において膝を伸ばしたまま下肢を臥床面から持ち上げられない 。いわゆる、自動運動で足をあげる、SLRができないじょうたいになります。



・び慢性腫張→骨折部が関節包内にあり、しかも厚い筋層に包まれているから、腫張が外部に現れるのには時間を要する 。皮下出血は少ない(関節内骨折のため)


そのため、転倒などで大腿部に傷みがあっても、確定的に判断できずに数日後に病院に搬送されるなどが多くなる

比較的早く大転子付近に腫張が起これば、外側骨折(特に転子貫通骨折)が考えられる



股関節部の自発痛(時に骨盤大腿方面にも放散する) がある。
上記の説明の通り、骨が折れた部分が体の奥の方にあるので、炎症が起こっても熱感や腫張がわかりにくくなります。


股関節部の強い疼痛(大腿部の他動的運動・大転子からの間接的頚部衝撃による)

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異常可動性:(特に大腿の回旋運動が正常範囲異常)

轢音がでる:股関節の回旋とともに異常音発生することがあるが、多くの場合は痛みで股関節の大きな動きはできない。

圧痛が著明(股関節前面で骨折部に相当して触診) であるが、もっと確かなものは骨突出部を叩いた時の痛みの増悪である。

上記の図の大転子部を叩くと強烈な痛みがあるので、優しく愛護的に行わなけばならないが、膝関節の膝骸骨(いわゆるおさら)を叩いても響く痛みが出ることがほとんどなので、こちらを叩いても骨折の判断がより正確になる

 

大腿骨頸部骨折すると引き起こされる股関節のポジション

下肢短縮(上前腸骨棘~内顆下縁間の距離は健側より少ない)

 

内転骨折→2~3cm、外転骨折→軽度

ローザー・ネラトンセン(Roser-Nelaton線)で大転子より近位の骨折を証明(上前腸骨棘と坐骨結節を結ぶ線上に大転子が位置)

定型的肢位→股関節内転・伸展・外旋をとる事が比較的多いが、臨床的にはそのような場合は少ない

糖尿病で骨がもろくなっている人や人工透析を長年続けている方は、転倒などの大きな衝撃ではなく、小さな外力で簡単にぽっきり折れてしまいます。外力が加わらなくても、朝起きたら股関節が痛くて起きられないといって、病院に行ってレントゲンを撮ると折れていた、っていう方もいるくらいですので、転倒していないから骨折していないという勝手な固定観念速めておきましょう。」

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