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大腿骨頸部骨折の状態による分類・種類と手術方法[ガーデンの分類]

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大腿骨頸部骨折の痛みや骨折した部位などによって、いくつかに分類されます。その分類方法もいくつもあるんですが、一番有名なものはガーデンの分類といわれるもので、1~4の4段階に分かれていて、その区分によって手術の方法も変わってきたりします。

ただ、手術方法の目安であり、執刀医によってもやり方や考え方は様々なので一概には言えません。

インターネットにこう書いてあったよ!とか主治医の先生に言わないでくださいね。言ったら面倒な患者って思われるだけですから。そこまで信用できないなら病院・医者を替えてもらったらいいでしょう。

っていう雑談はさておき行ってみますよ。

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①ガーデンの分類1型2型(GardenⅠ・Ⅱ型)⇒手術可能

  • 痛みが強い:骨接合術を行う
  • 痛み軽い:牽引など保存で経過をみる

     

骨折部に骨端間に滑液の流入がなく、骨頭へ血流を確保している栄養血管が温存されている場合が多い。つまり、自然に骨折が治りやすいということ。

剪断力もあまり加わらないので骨癒合はきわめてススムーズに行われ、手術的な整復や固定を行わずとも早期運動療法・早期荷重が可能な場合がある

     

    固定を行う場合は、multiple pinning法(骨片の再転位を防止する程度の固定力であり、荷重に耐えるほど強力でない。)

    AO‐screw法,compression hip screw(CHS:圧迫骨接合の作用により,再転位を防止することに強力であり、かつ多少の荷重には耐えることができ、早期運動療法・早期荷重歩行が可能となる。)法などの骨接合術が行われる。

     

    ⓶ガーデンの分類3型 GardenⅢ型(骨頭に回転性のあるもの)

    容易に整復しうるもの:骨接合術を行う

    整復しがたいもの:開放整復・骨接合もしくは人工骨頭を入れる手術を行う

     

     

    ③GardenⅣ型 人工骨頭

    骨転位により骨癒合が難しくかつ多大な時間を費やし、さらに関節運動や荷重負荷によって骨頭の内反転位が増大し,ますます骨癒合を妨げる。

    最終的には偽関節や骨頭壊死を招く危険性が高いため、骨癒合を待たなくて良い人工骨頭置換術が適応となる。骨接合術による失敗例に対するsalvage手術をしても人工骨頭置換術が適応される。

     

     

    (a)Knowls pins、Moore pins
    (b)Smith-Peterson三翼釘
    (c)Kuntsbher強斜位法
    (d)Neufeld nail、Moore blade plate
    (e)Pugh hip nails
    (f)Doppel Nagelung
    (g)Deyerle flaxation
    (h)Crossed screws



    ④股関節の骨折で偽関節になった場合

    • 若年者:骨切り術(Pauwels)、骨移植術
    • 高齢者:人工骨頭、人工股関節

    若くて骨癒合が良好で、筋力がある・筋力増強期待できる場合は骨切り術や骨移植を行う。他の部分から骨を取ってきて、股関節にそれを埋め込むというオペですが、大腿骨頭をそのまま使えるので精娘の関節を保持できるなどのメリットがあります。

    高齢者だととってくる骨自体がもろいこと、骨頭にくっつけても骨芽細胞の増殖がしにくく骨癒合しない可能性があることや手術に耐えられる体力がない等の理由で人工骨頭になることが多いです。

     

    ⑤子かっ楔の骨折による骨壊死(late segmental collapse)

    人工骨頭、人工股関節 ①Pauwelsの外反骨切り術 ②内固定法

    痛みが少ないもの:経過観察

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