変形性膝関節症の症状① ~痛み・変形・可動域制限・筋力低下~ - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

変形性膝関節症の症状① ~痛み・変形・可動域制限・筋力低下~


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【変形性膝関節症(OA)の痛み(疼痛)の原因と部位】
・歩行の始めに痛みが非常に多く、歩行をすることにより疼痛は消失する場合が多い。

①関節軟骨には本来神経が存在しないため痛みが生ずることはないが、これが変性・摩耗・消失することによりその変性の進行に伴い、関節軟骨の弾性の低下、破壊と増殖の混在による適合不良、関節包・靭帯の弾性低下などを暫時進行させ、関節機構の破壊進行により、関節全体に対する荷重の不均衡が痛みをもたらす疼痛は徐々に強くなる。

②変形した骨・関節軟骨に対し力学的負荷がかかることにより摩擦刺激を与え、また二次的な関節の適合不良により、関節周囲組織・腱・靱帯の異常緊張、痛みに対する反応性筋緊張、滑液包炎などが疼痛の原因となる。

③変性摩滅した半月板や増殖した滑膜ひだが関節間に嵌入頓挫し痛みを生ずる。
疼痛は膝裂隙あるいはその直下で、特に内側に多い。初期でも60%、中期では80%にみられる。内側の関節裂隙の狭小化に伴い強くなる。外反強制でしばしば膝内側に疼痛を誘発しうる。
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・運動制限(特に屈曲拘縮(曲がったままで伸ばせない状態)
大腿四頭筋力の低下による。初期で40%、進行例では80%近くにみられる)

・明らかな関節強直を起こすことはないが、稀に関節可動域をほとんど失った強直状態となることもある。

・変形性膝関節症の跛行(異常歩行)
大腿四頭筋筋力低下(筋萎縮)により膝の不安定性が増加し、これは歩行時の患側立脚時に膝の外側方の動揺  としてあらわれる。

【変形性膝関節症に特徴的な筋力低下】 
大腿四頭筋、特に内側広筋に強く現れるとされているが、股関節周囲の筋力の低下は少なく、逆に股関節伸筋群・外転筋群は過剰に緊張している場合が多い。

これは膝関節の外反減少が歩行時の重心側方移動を増加させ、この抑制に働いているためである。これにより骨盤の後傾、股関節の外転・外旋へとつながる。

足部筋群の中でも腓骨筋、足趾屈筋群の筋力低下がみられ、足部のアーチがうまく形成されず、距骨下関節は柔軟化し外反傾向が強くなり、脛骨は内旋、外方に傾斜していく。

変形性膝関節症の治療方法とかは、次の「変形性膝関節症の症状②」か、下記の関連記事をお読みくださいね音符
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