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肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)の原因と診断 特徴と分類


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■肩関節周囲炎とは
肩関節周囲炎、いわゆる五十肩とは、40~50歳代を中心とした中高年者に肩関節周囲組織に明らかな外傷などの器質的障害を伴わない退行性変性を基盤として発症した肩関節部の疼痛と関節拘縮をきたすものをいう。炎症部分の区別が困難なためこのようの診断されるが診断名ではないことを、サスライPT(私)は強く強調します。

また、この疾患の概念が明確ではないため凍結肩(frozen shoulde:フローズン・ショルダー)と診断名をつける医師もいる。

一般的には加齢による軟部組織の退行変性を基盤として、健保下包や肩関節周囲に炎症性病変が生じ、関節包短縮などを招いて関節の動きを制限しているものと考えられています。

いわゆる、四十肩や五十肩といわれるこの疾患は、自然治癒するとされており、その期間としては半年から2年というのが一般的です。

病因は実際の所不明であるが、下記に挙げる診断がレントゲンなどで明らかな場合は予後不良と私は思います。つまり、『元通りに上がる事はない』と考えています。

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注意しなければならないのは、『肩関節周囲炎』と診断されていても、5~10%位の方は『肩関節腱板損傷』と誤診されている、もしくは腱板損傷に移行している場合も多い気がしますので、「五十肩が全然治らない!」という奥様、注意が必要ですよ・・・。

■肩関節周囲炎の分類(診断名の色々)
1)肩峰下滑液包炎
2)腱板炎
3)有通性肩関節制動症(狭義の五十肩)
 ・肩峰下包や肩関節に炎症性病変を生じ、関節包が短縮して肩甲上腕関節の運動制限を生じると考えられている
4)烏口突起炎
5)石灰性腱炎
 ・腱板内に石灰が沈着することにより、主に肩峰下包荷炎症を起こす疾患
 ・石灰沈着部は、棘上筋腱、棘下筋腱が多い
6)結合織炎
7)上腕二頭筋長頭腱炎
 ・上腕二頭筋長頭腱は、結節間溝を滑動し、腱結節間溝を滑動し、腱の変性、腱鞘の慢性炎症を起こしやすい

過去にも50肩関連記事を書いています。
【間違いだらけの50肩/四十方のリハビリ】
【肩関節周囲炎(五十方/四十肩)の効果のある治し方】
をご覧下さいね。smile
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