脳卒中/脳卒中のリハビリテーション ~片麻痺と錐体路徴候~ - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

脳卒中/脳卒中のリハビリテーション ~片麻痺と錐体路徴候~


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こんには、さすらいの医療系ブロガーです。
以前にさわりだけお話した【脳梗塞関連の記事】を詳しく書いていきますよっ。
あくまでですね、ちょっと前の一般的なお話ですので、実際に行われている最新のリハビリやクリニカルパス(こんなペースでリハビリやってきますってマニュアル)なんかはちょっと違うかも、、です。

これを書こうと思ったのは、知人の親やおじいさんあばあさん、ご親戚がですね、CVAで倒れちゃった、、、どんなリハビリをやっているのか教えて…っていう事が最近多かったので、ちょっと一般の方にはわかりにくいかもしれませんがアップしてみます。参考までにっ。

■脳卒中/脳卒中-片麻痺のリハビリテーションのやり方

1.中枢性麻痺の本態と特徴
・末梢性麻痺が量的変化を主とするものであれば、中枢性麻痺とは質的変化を中心とするものである

・片麻痺を始めとする中枢性麻痺においては、回復の途上において正常にはみられないような、質的に異なった異常な現象が多数出現する

・異常な現象の中で重要なのは、原始的な脊髄レベルの運動統合の現われと考えられる“共同運動パターン”である(次の記事に記載)
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・共同運動は、本来脊髄には屈筋系のニューロン同士、伸筋系のニューロン同士の間に機能的な連関があり、それが中枢からのコントロールが弱まった状態で前景に出てくる(陽性徴候)ものと考えられる

・共同運動と並んで重要なものに連合反応があり、共同運動が脊髄ニューロンの異なった髄節間での上下の連絡であるとすれば、連合反応は左右の連絡である

・姿勢反射も中枢性麻痺の特徴の1つであり、陽性徴候として片麻痺患者の患側に出現する

・上位運動ニューロンの障害により、下位運動ニューロンは上位の抑制より解放されて原始的なパターンで働くようになり、痙縮、深部腱反射亢進、手指・足趾屈曲反射、クローヌスおよび病的反射などの錐体路徴候が出現する

脳梗塞/脳卒中の錐体路徴候
①深部腱反射の亢進
②新たな反射の出現(手指屈曲反射、足底筋反射など)
③病的反射(バビンスキー反射、オッペンハイム反射など)
④クローヌス(膝蓋クローヌス:膝蓋間代など)
⑤筋トーヌス亢進(痙縮):折りたたみナイフ現象、速い程抵抗が強い(速度依存性)
⑥原始的な運動パターン
  ・共同運動・・・1つの筋を収縮させると、いくつかの筋が同時に収縮する
  ・連合反応・・・健肢の筋収縮をすると麻痺肢にも類似の収縮がみられる
(画像をクリックすると大きくなります)

ijohansya.jpg  ijohansya2.jpg

このような正常な成人には見られない反射がみられるようになります。
正常な成人といったのは、子供さんには見られる反射なので小さなお子さんがお見えの方はやってみてもいいかも。人体の不思議、人体のお勉強です。なお、高齢になれば見られる場合もありますよ、症状はなくても小さな脳梗塞などが連発したりすると出現しますっ。

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