痙性麻痺(けいせいまひ)の治療アプローチ方法 抑制できる? - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

痙性麻痺(けいせいまひ)の治療アプローチ方法 抑制できる?

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1)痙縮とは?
痙縮とは、脳梗塞片麻痺等の錐体路障害によって現れることが多い状態で、急激な受動運動に対して抵抗を示す。しかも運動のはじめは抵抗が大であるが、あるところまで動かすと急に抵抗がなくなる。これを折りたたみナイフ現象という。受動運動の速度で抵抗が変わり、早く動かすほど抵抗も大きくなる。

ただし、脳梗塞に伴う『痙性(けいせい)/痙縮(けいしゅく)』 は、俗称的な言い方で正しい言い方ではないと思います、というのが正解でしょう。
理由としては、ほぼ?全例が錐体外路障害を伴っているので固縮を伴っていることとなります。
よって、厳密に言えば『痙固縮』 といわれる状態で、この言い方が正しい表現でしょう。
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【痙性に対する治療抑制方法】
形成抑制を行う一般的な方法を簡単に記載しますよー。

・痙縮は速さ依存性伸張反射の亢進状態であるため、他動的にゆっくり動かすか、持続的伸張運動が効果的である

・連合反応や陽性支持反応のような緊張性反射活動が痙縮の要因であり、緊張性反射活動を起こさないような対応が必要である

・アライメントを整えて、荷重すべき部位には十分荷重をすることで、必ず動きを取り入れていくことが大切である.体重を受け止めるべき足部が過敏であれば、丁寧な伸張などで抑制して感覚系の環境を整える

臨床的な見解では、その他に神経生理学的アプローチなどがあり、テクニックや技術の違いもあるとともいますが、私も実践しましたが、当初は効果が見られますが持続性はほぼゼロ、、、というのが正直なところです。。。

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