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脳卒中の感覚障害と認知障害のリハビリテーション

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リハビリでは認知運動療法などを除いては無視されがちな、脳梗塞の感覚障害・認知機能の対処についてブログ記事にしてみます。

今回もサラリとわかりやすく解説しているので、詳しくは脳梗塞の肩手症候群(RSD/CRPS Type Ⅰ)のリハビリテーションの記事や下記の関連記事を参考にしてください。

 

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4)脳卒中の感覚障害と認知障害のリハビリテーション

一般的には視床出血だろうが、脳梗塞だろうが一緒くたにされてしまいますが世間で一緒に扱われる中枢神経疾患は症状も違います。もちろん、リハビリもです。

 

①視床出血

重度の感覚障害と視床痛によって、麻痺側への荷重を嫌がり、非麻痺側での荷重が繰り返されることにより、むしろ非麻痺側方向への外乱刺激に耐えられなくなる現象がみられる

両側とも不安定であるため、しっかり介助して荷重することの感覚、その時の全身反応の仕方を、時間をかけて学習させる.運動麻痺は重度でない例も多いので、運動学習の可能性は広がる

 

②半側空間無視がある場合

麻痺側の骨盤、体幹の後退が著明で、麻痺側下肢への荷重がうまく行えず、麻痺側も非麻痺側の下肢もうまく振り出せない。この辺りは教科書的な内容ですけど、ちょっとマニアックなのは↓な感じです。

 

多弁で、周囲への注意も散漫であり、右脳の損傷によって、左身体機構が障害されたばかりでなく、様々な 動作を右身体機能に頼りすぎるあまり、非対称性が強く、合理的な動きが出来なくなってしまう。

解放された左脳は言語機能を活性化して多弁さを作り、障害された右脳は周囲への注意を促さなくなる。

 

左脳の抑制と右脳の促通を目的に、歩行練習では次のようなことを心掛ける 。

半側空間無視の対処方法

  1. 治療としての訓練では右上肢で杖を使用しない
  2. 左側腋窩から理学療法士が支え、左側に荷重するように誘導する
  3. 左側の肩甲帯や骨盤が後退しているのを真っ直ぐにする
  4. 歩行中に話をすることを抑える


【半側空間無視(失認)の症状/特徴/定義と評価/リハビリ(対応/対処)その①】
【半側空間無視(失認)の症状/特徴/定義と評価/リハビリ(対応/対処)その②】
に詳しく記載しています。臨床的な内容です。

※ ここで重要なのは、右手で杖を操作しないことと、右下肢で過度に荷重しないことである

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