関節可動域制限に対するリハビリのやり方と注意点 - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

関節可動域制限に対するリハビリのやり方と注意点


スポンサードリンク
本当に効果があるのかの実験のために、毎日毎日 20~30分ストレッチに励んでいるさすらいの腰痛持ちです。
リハビリの前によく行われる物理療法、その【拘縮(ROM制限)の物理療法の効果】をご覧くださいね。

2)関節可動域制限の運動療法の注意点

a.徒手による方法
(1)ストレッチング
筋に対するストレッチングは,伸張反射を招かないようにゆっくりと持続的に行う。筋肉に対する伸張時間は少なくとも15~60秒間が必要であるが,伸張反射を完全に抑制するには10分間以上必要とするという意見もある。また,結合織の伸張には20~30分間の伸張が望ましい。これらのことから,拘縮が完成している場合には20分問程度の持続伸張法が治療の主体となっている。
下腿三頭筋の起立台による持続伸張法は,よく行われる例であるこの場合も関節構造からの考慮が必要である。効果を焦るあまり,前足部のみが接地し,後足部が接地しない状態で行われると,足根骨間や中足足根間関節が伸張され舟底型の足を呈する場合がある。
関節によっては,自分で他動的関節運動閾運動を行えるように指導しておく事も重要となる。筋活動が残されている場合には,可能な限り自動介助的な関節可動域運動に移行する。
スポンサードリンク
(2)PNF
“最大収縮後の最大弛緩”を利用する。伸展されるべき筋に対して位置を保つような抵抗を与え,筋が疲労するまで抵抗を与える。筋が疲労したら,拮抗筋を収縮させ,目的の筋を伸張する。これは,ゴルジ腱器官の反射と脊髄からの伸張反射の調整が行われるためであると考えられている。
また別の考えとして,林らは筋における拘縮では筋腱移行部の伸張性の欠如が一つの原因であるとし,等尺性収縮によって起こる熱産生がコラーゲンの粘性を低下させるとともに,ポンプ作用により静脈還流の促進につながるとしている。

(3)圧迫
可動域制限の最終端で関節を固定し,制限因子となる筋に対し筋腹に直接伸張を加える方法である。特に,いくつかの制限因子があるために伸張力が分散し,特定の筋に十分な負荷が加わらない場合に有効である。
例として肘関節の屈曲拘縮をあげる。肘関節の伸展制限で,前腕回内位では制限が少なく,回外位で制限が増すことがある。この場合,円回内筋が制限因子となっていることが多い。そこで,回外位で肘関節を伸展し,可動域の最終端で円回内筋を筋の方向に対し直角に圧迫を加えることにより,十分な伸張力を与える。

スポンサードリンク

コメント
非公開コメント


にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへブログ王へ

トラックバック
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+ All Rights Reserved.
当ブログの広告・免責事項について Creative Commons License
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License