慢性関節リウマチとは? 概要と症状①  強膜炎(目に起こる炎症)編 - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

慢性関節リウマチとは? 概要と症状①  強膜炎(目に起こる炎症)編


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■慢性関節リウマチ(RA:rheumatoid arthritis)■

リウマチって良く聞く言葉ですけども、「私・・・リュウマチかもしれな・・・・。。」という方の殆どはリウマチではありません。
というのも、私にそうやって問いかけられるすべてが診察でリウマチではない、と診断されていますし、診断基準に合致していないからです。ほとんどがただのこわばりやへバーデン結節の方ですね^^

それらの殆どの方が以下の記事をしっかり読んで確認してくださいね^^心配な方は血液検査や診察にて最終確認を!!!
関節リウマチは、第6回日本リウマチ学会総会において、Rheumatoid Arthritisという学名には「慢性」という語はいっさい含まれておらず、実際急性発症する例もあるため、これは完全な誤訳であるとする意見、患者に対して悪い印象を与える等の理由により、第46回日本リウマチ学会総会で「関節リウマチ」を正式名称を変更する声明が発表されました。
ここでは旧名称の慢性関節リューマチとして記載していきます。
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1.慢性関節リウマチの概要
・慢性関節リウマチ(以下RA)は、原因不明の全身性自己免疫疾患

・特徴:慢性、対称性、そして末梢関節のびらん性滑膜炎
対称的でない関節炎や指の第1関節が変形している場合は、慢性関節リウマチではない可能性が高いです

・大部分の患者で血清リウマトイド因子(以下RF)値が上昇する

・一般的な終末像:種々の程度の関節破壊、変形、骨粗鬆症および筋萎縮を伴う機能廃失

・脊椎の圧迫骨折が特別な理由もなく起こるようになる → 離床が困難 → 日常生活動作(ADL)を遂行する能力が急激に低下という悪循環を辿る

・合併する関節外病変

・全身的には疲労感、食欲不振、体重減少、発熱、貧血、皮下結節(約20%の患者にみられる。肘の外側下部、後頭部、殿部などに出来やすい、多くは数ヶ月で消失するが、また出来てくることもある)、眼の外強膜炎、肋膜や間質性の肺炎症、血管炎、心膜炎、肺線維症、多発性単神経炎、上強膜炎、頻度としては稀であるが強膜炎

・RAが長期に持続した例:アミロイドが沈着して、尿蛋白など腎臓の症状、下痢など胃腸症状が現れる

・RAの治療として、各種の薬剤が入れ替り、立ち替り用いられるので、胃腸、腎臓、肝臓、皮膚などに軽重様々な副作用が現れることは日常的

・フェルティ症候群、シェーグレン症候群は一般にRAに伴って発生する(後述する)


■強膜炎■
強膜というのは眼球の形をつくっている丈夫な膜で、白い色をしており、この膜に炎症が起きている状態を強膜炎といいます。膜の表面に炎症がみられるものを上強膜炎と呼ぶこともあります。

・RA患者の強膜炎罹患頻度:0.6~13%
・強膜炎にRAが合併:10~31%(日本:15%)

・好発年齢:30~70歳

・男女比:女性に好発

・RA:両眼性が多い

:RAの罹患期間が長くなると起こりやすい

・病型:びまん性、結節性、壊死性

・好発部位:前部強膜(血管が比較的多いため)

・強膜と滑液嚢との類似性は以前から注目されており、強膜由来の自己抗原が強膜の持続的炎症を招く可能性も示
唆されている。

・病理組織像:強膜の浮腫、強膜内への単核細胞の浸潤、膠原線維の膨化・分断、肉芽腫形成、フィブリノイド変性線維化、閉塞性血管炎、強膜壊死(強膜に血管が少ないために起こる)

・炎症で強膜は肥厚するが、後には膠原線維が破壊されて強膜が非薄化し、ぶどう膜とともに眼球壁が突出し強膜ぶどう腫を形成する

・症状:眼痛、羞明、灼熱感、異物感、流涙を生じ、強膜の充血、浮腫がみられる

・結節:暗赤色で、腫脹隆起し、約半数に圧痛

・壊死に陥った強膜:蒼白で血管がない

:強膜が破壊吸収され非薄化して青黒色調を呈する

・炎症が角膜に波及:角膜の腫脹、混濁、非薄化、血管侵入などがみられる

:半数以上に前部ぶどう膜炎

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