慢性関節リウマチの概要と症状②  フェルティ症候群編 - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

慢性関節リウマチの概要と症状②  フェルティ症候群編


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【RA 強膜炎(目に起こる炎症)編】の続きですっ。

一般的なリウマチの症状は頭に入っている私でも、フェルティ症候群というのはちょっと前まで聞いたことがないっていうくらいは稀な症状といえます。

フェルティ症候群は下記にも記載しておりますがが、リウマトイド因子陽性の強い慢性関節リウマチに長期間羅漢し、脾腫(ひしゅ)、白血球の減少、下肢潰瘍(かしかいよう)および難治性再発性感染を起こすものです。
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■フェルティ症候群■
・RA、脾腫(ひしゅ)と白血球減少症の三徴を有するものをフェルティ症候群と呼んでいる

・脾腫や白血球減少が白血病などの骨髄の増殖疾患、リンパ腫、肝硬変、サルコイドーシス、結核や薬物アレルギーなどの合併による場合は除外する

・発症頻度:白人 =一般のRAの1%以下

:日本人=さらに稀

・好発年齢:一般にRA罹患年数の長い(10年以上)やや高齢(50歳前後)の人に発症

・特徴的な所見:脾臓の腫大と白血球の減少

・関節の障害程度:通常、一般のRAに比べて重度

・赤沈亢進も重度
    ↓
しかし、フェルティ症候群の診断時は必ずしも滑膜の炎症が激しいとは限らない。1/3の症例はRAが非活動性か、軽度の活動性しか示していないときに診断されている

・特徴:一般のRAより関節外症状が多彩である

:易感染性

・よくみられる関節外症状:リウマトイド皮下結節(50~80%)、乾燥症候群(30~60%)、リンパ節腫大(35%)、慢性の下腿潰瘍(20~25%)、胸膜炎(10~20%)、四肢、とくに下腿の皮膚色素沈着
(5~17%)、末梢神経障害(10~17%)、上胸膜炎(5~10%)など
体重減少も一般のRAより顕著

・60%以上の患者は1回以上の感染症を合併(皮膚、呼吸器および泌尿器の感染症が多い)

・このような易感染性は顆粒球減少によるものとされていたが、顆粒球減少の程度と感染症の合併頻度あるいはそ
の重症度とは必ずしも並行しない。
    ↓
したがって、本症の易感染性は顆粒球の機能に問題があるためと考えられている

・生命予後:一般のRAに比し不良
:感染症の合併に左右
:出血傾向、食道静脈瘤も重要な因子

病院に勤めておりますが、未だに関節リウマチの方のリハビリをしたことはありません。
つまり、それだけ数が少なく、リウマチかもしれないと思っても実際はリウマチではない方がほとんどなんですよ^^

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