関節リウマチの診断基準と評価方法① ~アメリカリウマチ学会提唱による~ - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

関節リウマチの診断基準と評価方法① ~アメリカリウマチ学会提唱による~


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こんにちはぅ、さすらいの理学療法士@医療保険の勧誘アルバイト兼務、ですっ。 今日の記事は【関節リウマチのレントゲン画像所見】の続きでございますっ。
りうまちの診断や医学的評価も各団体が提唱しているものが多数ありますので、医学ブログっぽくマニアックにいきます。

6.関節リウマチの診断

・RAの診断は通常その臨床経過の初期には推定に基づいている。

・他の疾患との判別診断:関節外症状に注目すべきである

・RA診断:炎症性滑膜炎の存在を確認すること
  :RAに一致する臨床経過をたどることが必要

炎症性滑膜炎の存在を確認するためには次の3項目の証明が必要である
①滑液の白血球増加の証明(WBC>2,000/m3)
②慢性滑膜炎の組織所見
③特徴的な侵食を示すX線像

1)アメリカリウマチ学会(ARA、現在はACRと略す)の診断基準
以前の記事でも記載したが、ここで再度記載しておきます。
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■表1 慢性関節リウマチ分類 診断基準1987年に改訂基準■
―アメリカリウマチ学会提唱(日本リウマチ学会による)■

1.朝のこわばり
関節およびその周辺の朝のこわばりが最大寛解する前に少なくとも1時間続くこと。

2.3ヶ所以上での関節炎
少なくとも3ヶ所の関節で同時に軟部組織の腫脹または液浸潤(骨の過成長のみであってはならない)が医師により確認されること。
部位は14ヶ所、すなわち左右のPIP(近位指節間)、MCP(中手指節間)、手関節、肘、膝、踵、MTP(中足趾節間)の関節とする。

3.手関節炎
手関節、MCP、またはPIPの関節の少なくても1ヶ所で腫脹(定義は上記に同じ)が確認されること。

4.対称性関節炎
体の左右の同じ関節部位が同時に罹患していること(定義は上記に同じ)。(ただし、PIP、MCP、MTPの両側性罹患については対称性が完全でなくてもよい。)

5.リウマトイド結節
骨突起部、伸展筋表面、または傍関節部位に皮下結節が医師により確認されること。

6.血清リウマトイド因子
血清リウマトイド因子レベルが異常値を示すこと。測定法に限定はないが、正常な対照被験者での陽性率は5%未満であること。

7.X線異常所見
手または手関節の前後投影によるX線写真上で慢性関節リウマチの典型的な所見が認められること。こうした所見には関節のびらんあるいは罹患関節に限局した、あるいはその関節周辺に最も顕著な、明確な骨の脱石灰化が含まれていること(変形性関節炎の所見のみではこれに該当しない。)

*分類上、これらの7項目のうち少なくても4項目について該当している場合、慢性関節リウマチ(RA)とみなす。
基準1~4は少なくとも6週間継続していなければならない。2つの臨床診断をもつ患者であっても除外しない。「定
型的な(classia)」、「確実な(defintie)」、あるいは「おそらく(probable)」RAといった表面は使わない。
・1987年に改訂された基準では、主観的色彩の強い「痛み」が割愛されprobable、definite、classicalという表現がされなくなった。

・7項目中、少なくとも4項目を満たす症例をRAとする。
  (満たさなければ正確にはリウマチではない)

リウマトイド因子はRAの85%に陽性であるが、陰性だからとRAを否定してはならない
逆に検査でリウマトイド因子が陽性でも単にそれだけではRAとは診断できない

・リウマトイド結節
欧米人:20~30%に出現
日本人:出現率は低く10%程度(判定基準項目としてはあまり適切ではない)

・乾癬性関節炎、混合性結合識炎、偽痛風などで判定基準の4~5項目を満たすこともまれでなく100%のものではない。

・現時点では最良のものであろうが、限界があるということを理解しておくべきである

・関節破壊が進行性であることを考慮すれば、X線像で変化が認められない早期に診断し早期治療を開始することが求められている

赤沈値やCRP値が項目に組み入れられているのが特徴である
 (`・ω・´) {↑これについては、詳しく覚えていないといけないので、後ほど詳しくのべます!

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