ボタン穴変形の特徴とメカニズム スプリント装具の効果 - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

ボタン穴変形の特徴とメカニズム スプリント装具の効果


スポンサードリンク
外傷や関節リウマチの「スワンネック(白鳥の頚)」変形とはまったく逆で、MP関節は過伸展、近医指節間PIP関節は屈曲、遠位指節間DIP関節は過伸展している変形である。

関節変形の特徴としては、この変形はPIP関節が侵され、総指伸筋腱は付着部で弛緩し、拮抗筋腱とのバランスが乱れておきる。なお、手内存筋の拘縮が加わるとこの変形が固定される。
スポンサードリンク
関節リウマチ ボタン穴変形画像

<ボタン穴変形のメカニズム> PIP関節の腫脹で背側の伸筋腱が伸張される(上段) PIP関節の伸展障害と掌側に偏位した側索(矢印)はPIP関節を屈曲、DIP関節を過伸展させる。

発生機序としては、近位指節間関節の背側中央部を通っている中央索は両側方にある側索をとめているが、これが損傷されると側索が掌側に逸脱して,近位指節間関節がボタン穴から飛び出た状態になる。

RA関節画像 
進行したボタン穴変形では、PIP関節の伸展障害のために洗顔時にひっかかりやすい。 PIP関節を20度で固定してもピンチはむしろ改善し外観、機能ともに改善した(上記写真)

リウマチの装具療法
ボタン穴変形のスプリント 変形が矯正可能であればPIP関節をコイルバネで伸展させるCapner splintや、熱可塑性樹脂装具によりPIPを伸転位に固定する。DIP関節は常に屈曲させる

新鮮例では近位指節間関節を伸展位で装具固定する.陳旧例では腱形成術を行う場合もある。

スポンサードリンク

コメント
非公開コメント


にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへブログ王へ

トラックバック
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+ All Rights Reserved.
当ブログの広告・免責事項について Creative Commons License
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License