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脳梗塞・脳卒中(脳出血/脳塞栓)の違いは?種類と症状から見る判別方法

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ある程度の高齢の方になると怖いのが脳梗塞・脳卒中。 ご家族さんや友人・知人など、身の回りの方が発症された方は特に。

これらの記事を読んで予防し、また発症された方はリハビリテーションの参考にしていただきたいと思います。

脳血管障害の概要

脳血管障害、いわゆる脳梗塞や脳卒中と呼ばれるものは,脳血管の様々な異常による疾患群の総称であり、特徴は多彩です。
脳梗塞(脳血栓症、脳塞栓)、クモ膜下出血、一過性脳虚血発作、慢性硬膜下血腫、無症候性脳梗塞の前徴と特徴、症状とリスクを記載しています。

『脳卒中は頭痛がある、意識障害がある』ってのは間違いですからね。これを見て参考にしてください。


分かりやすい一覧はこちらの表をご覧下さい。
※クリックすると鮮明な画像が出てきます



その代表的な徴候としては『めまい、頭痛、しびれ、呂律が回らない』等が挙げられる。 まずは、その原因と特徴やリスクを述べてみたいと思うので、気になる方は早めの診察をお勧めします。

 

脳出血や脳梗塞などの多数の疾患が含まれる。現在,脳血管障害の発症率は人口10万人あたり142程度である。年次別死亡率では,わが国の死亡原因トップであったが,現在は人口10万人あたり112程度で,悪性腫瘍より低率となり心臓病と近似の値となっている。

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一般的に脳梗塞であっても脳出血であっても、全部同じもとされてしまいがちです。症状もよく似ていますからね。しかし、その発症となる環境や症状などの違いを判別できる知識があると、その診断や対処方法も異なってきます。

ですから、その違いをしっかり覚えておきましょう。

 

脳梗塞とはどんな怖い病気か?

脳梗塞とは血流の遮断ないし減少によって脳組織に不可逆的変化が生じる障害をいう。 それでもまだ細かく別れます。

①脳血栓症

脳血管に動脈硬化(アテローム硬化)性病変を生じ,血管が閉塞し,脳組織が虚血性障害に陥ったもの。

原因…動脈硬化(アテローム硬化)性病変により生じる。
発症…多くは夜間や安静時の血流低下時に発症する。つまり,血圧や心拍出量の管理が重要である。
症候…数時間から,時には2~3日で症候が完成する。
予後…梗塞の部位と範囲が予後に大きな影響を与える。

血栓がつくられる条件…

a.血管内皮の傷害:血管壁の損傷や動脈硬化など。

b.血流の異常:高度のうっ血・圧迫などで起こる血流緩徐や停滞等の血流異常。

c.血液の凝固性の異常

②脳塞栓症

心臓内あるいは大動脈弓,頚動脈に生じた血栓が剥離し,血流により脳血管に達し閉 塞することで,その支配領域の脳組織に不可逆的な組織破壊をきたすもの。時に,脂肪や空気などの栓子が飛来して脳血管を閉塞するものがある。

原因…心疾患のうち弁膜症,心内膜炎,心筋梗塞,先天性心疾患,心房細動は要注意(危険)である。

症候…発作は安静時よりも血圧変動時に伴なって起きやすい。症候は急速に完成する。

予後…生命予後は再発の頻度や心臓の状態のよる。

③その他の原因による脳梗塞


血栓によらない脳梗塞の原因として動脈炎による脳血管の閉塞や,腫瘍による血管の圧迫,種々の血液疾患による血管内凝固などによるもの。


脳出血とはどんな病気か?

脳出血とは脳実質からの出血によって脳組織が障害されるもの

原因…高血圧が重要である。その他には脳血管の奇形,動脈炎などがある。

部位…脳出血の好発部位は,被殻,視床,皮質下、小脳,橋である。

症候…発作は血圧上昇しやすい日中活動時に起きることが多い。症候は突発的で,急速に進展する。

予後…脳内血腫が大きかったり,脳幹部の出血,脳浮腫による脳ヘルニアを生じたとき,脳室に穿破した場合は生命予後に影響する。


一過性脳虚血発作(TIA)

一過性脳虚血補佐とは、一過性,局所性の脳の血流障害により局所神経症候が出現し,24時間以内,多くは30分以内に消失するもの。

原因…脳内小動脈の動脈硬化・血管攣縮・頭蓋外血管からの栓子(多くは頚動脈血栓,心臓壁在血栓)が脳動脈に飛来することによる閉塞や狭窄による脳血流不全,脳血管の物理的狭窄のため脳灌流が体位・血圧・血液粘性などの影響を受ける結果(二次的)起こる。

症候…一過性であり,急激である。発作回数は1日数回から数年に1回まで多様である。

再発…TIA患者の約1/3は3~4年間に脳梗塞を発症する。

予後…反復してTIAを繰り返す場合は予後不良であり、多くは脳梗塞を引き起こす。


慢性硬膜下血腫

慢性硬膜下血腫とは、転倒などの頭部外傷によって,脳から硬膜を横断する静脈が破裂され,くも膜と硬膜との間に静脈性の出血をきたすことで血腫が形成され,その血腫が慢性的に成長して脳に圧迫障害をきたすもの。

 

原因…硬膜静脈洞への加橋静脈(脳から硬膜を横断する静脈)が破裂による。
性差…男性に多いとされるが,高齢者の慢性型では性差を認めないともある。

年齢…50歳以上で,多飲者に多いとされる。

症候…受傷後数週間以上経過してから次第に発現。

予後…保存療法で予後良好。しかし,発見が著しく遅れると脳に不可逆的変化をきたすなど,決して予後良好とはいえない。

 

可逆性虚血性神経障害(RIND)


TIAと同様だが,症候が24時間以上持続するが,3週間以内には完全に消失しているもの。

原因…梗塞のみではなく,小出血によるものがある(内頸動脈系に多い)。

症候…2/3は急速であるが,1/3は緩徐な発症である。

部位…好発部位は半卵円中心,レンズ核,内方前脚・膝,大脳皮質・皮質下など。

予後…発症部位から本来回復良好とされている。

 

無症候性脳血管障害


画像診断上,血管障害性の脳実質病変(梗塞・出血など)の存在が確認されるが,そうした病変による神経症候が認められないもの。

何かご心配の症状などはございませんか?

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