関節リウマチの関節外症状① 眼、肺、腎臓、心臓症状 - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

関節リウマチの関節外症状① 眼、肺、腎臓、心臓症状


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さすらいです。
あれですね、脳梗塞のリハビリ記事以上にリウマチ記事が異常に長いシリーズになっております。。
しかも、PT的な内容がどうしても多くなるのでオペや痛みや関節系の内容ばかりになっちゃってました。。反省...

実際、関節リウマチは関節症状が主症状ですが、それだけではなく全身に障害があらわれる全身性疾患です。
ので、それ以外のことをさらっと記事にしてみます。

【関節リウマチの関節外症状】

<関節リウマチの発熱、全身倦怠、体重減少>
発熱:活動性が高くなる → 37℃台の発熱
*withdrowal syndrome:ステロイド投与患者で、投与中止にした際に起きる。
38℃以上の高熱になることがある。
発熱した → 呼吸器、泌尿器などの感染症の有無の確認をする必要が出てきます。

全身倦怠:活動性が低い → 朝起きてから全身倦怠が起きるまでの時間が長くなり、程度も弱い
*全身倦怠は、精神的にも左右されやすい

体重減少:薬物などによる食欲不振 → 体重減少
     ステロイド剤の服用 → 水分の貯留、食欲増加などにより体重増加
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<関節リウマチの腱鞘炎・粘液包炎>
腱鞘炎:手関節の屈筋腱(ばね指)と伸筋腱(腱断裂)によくみられる。
     アキレス腱周囲炎など足関節周囲にもおこる。

粘液包炎:肘頭皮下包炎、膝蓋骨前皮下包炎、足関節外顆皮下包炎、大殿筋転子包炎、大殿筋坐骨包炎など

<関節リウマチの貧血>
 血清鉄の減少を伴った低色素性小球性貧血がみられる。
 活動性が高くなる → ヘモグロビン値、血清鉄値、トランスフェリン値は著明に減少

機序:
血清鉄減少:胃腸管からの鉄イオン吸収の阻害、血清中の鉄イオンが病的滑膜とリンパ節に多量に蓄積


栄養障害:ビタミンB12と葉酸欠乏による

胃腸管出血:ステロイド剤、非ステロイド性抗炎症剤の服用による

<リウマチ結節>
活動性と相関する → 活動性のコントロール → 結節は小さくなったり、消失する

後頭部、肘伸側、膝伸側、坐骨結節部、アキレス腱など、物に当たりやすい部位の皮下におきる
*稀に、手、指の掌側に2~3mmの大きさの多数のリウマチ結節がみられる。肺、心臓にもおこる。

<関節リウマチのリンパ腺腫脹>
活動性が高く、リウマチ因子の力価が高いとき、30~50%に頚部、腋窩部、鼠径部などにみられる。

<関節リウマチの眼病変>
ぶどう膜炎、虹彩炎:発症頻度は変わらず
強膜炎と上強膜炎:発症しやすい
乾燥性結膜炎、角膜損傷:シェーグレン症候群による白内障、緑内障:ステロイド剤投与による(以前の記事でも小鎖は記載いたしました。)
視神経炎:金製剤、D-ペニシラミン投与による

<関節リウマチの肺臓病変>
頻度が高い。
間質性肺臓炎と肺線維症:悪性関節リウマチの1症状としても最近注目されている。
胸膜炎:剖検例の約40%に、非特異的な胸膜炎または癒着がみられる。
女性<男性
結節性病変:胸膜下、または肺実質内にリウマチ結節がみられることがある。
細気管支炎もおこる

<関節リウマチの心臓病変>
心外膜炎:生前に発見することは困難である。高力価のリウマチ因子、リウマチ結節などがみられるときに発症しやすい。
心筋炎、心内膜炎:生前に発見することは困難である。

<腎臓病変>
稀に全身性血管炎の一型として、腎臓に血管炎がおき、蛋白尿を呈する。
  蛋白尿、血尿、腎機能障害 → アミロイドーシス、腎盂腎炎、IgA腎症、サリチル酸などの非ステロイド性抗炎症剤、金製剤、D-ペニシラミンなどの薬剤による腎臓障害を考える。

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