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関節リウマチの日常生活指導の方法と移動動作


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【リューマチ患者の歩行・移動動作】

<移動動作・歩行と歩行補助具>

●車椅子
荷重関節の疼痛や変形が著しい、外科手術直後に使用。
RA患者では手指・手関節が障害を受けることが多いので、車椅子駆動は困難である。
床からシートまでの高さに注意する
座面のクッションを含めた高さ=ベッド・トイレの高さ
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●平行棒
  いったん歩行困難となった後の最初の訓練段階として利用す る。
RA患者で手指・手関節に障害がある場合、握り部分が平らなものの高さを高く設定して前腕部で支持することがある。
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●歩行器(ピックアップ型・キャスター型)
ピックアップ型:車輪がついてないタイプで手関節で支持 し、持ち上げて前に進んでいくもの。

キャスター型:キャスターがついているもの。前腕で支持 する。
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●杖(プラットフォーム杖・T字杖)
 松葉杖:腋窩で体重を受ける。手関節部分に多少負担がかかるので、グリップの部分を柔らかいスポンジなどでおおう工夫が必要である。

 プラットフォーム杖:前腕部で支持する。手関節に障害がある場合処方される。

 T字杖:手関節で支持する。
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【リューマチ患者の日常生活指導の方法】

<関節リウマチの家事動作(調理動作)について>
RA患者には女性が多く、家事動作の自立が重要である。

●全身耐久性・筋力の低下に対して
 ┣動作肢位と手順に注意
 ┣疲労を少なくする目的
 ┣調理台の高さ
 ┣ガス台やシンクの配置
 ┗椅子坐位で調理を行う
移動を少なくする
 ┣洗う、切る、煮るなどの手順について整理する
 ┗同一場所、同一肢位でできることはまとめて行う
ワゴンを利用

●到達範囲の減少について
 ┗調理器具、調味料などそれぞれ最も使用頻度の高い場所におく

●把握、つまみ動作の低下に対して
 ┣自助具の使用
 ┗柄を太くする


<リウマチ患者の起居・移乗動作>
一般的な起居動作の難易度:寝返り → 起き上がり → 坐位保持 → 立ち上がり → 立位保持


RA患者:立位保持や歩行は可能でも起き上がりは困難
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これで、脳梗塞や糖尿病記事に並んで長編に及んだ関節リウマチシリーズ、ひとまず完結です!!
m(_ _)m
お疲れ様でした!! 全ての関節リウマチ記事を見たい方は、過去記事をお読みください!!

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