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FIM(機能的自立度評価表)のADL評価基準の概要ともくじ


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FIM(Function Independence Measure)とは、機能的自立度評価表といい、最も有名なADL評価方法のひとつです。皆さんごぞんじですね。



ただ、理学療法士を筆頭に看護師さんも使って評価する病院や施設が多いですが、正確に評価できてるかというとそうではない方々も多いようなので記載します。

正しくは講習会屋勉強会に参加するか、または評価の基本書籍の日常生活活動〈ADL〉評価と支援の実際を参考にしてください。


機能的自立度評価表(FIM)とはどんな内容か

FIMは主に介護負担度の評価、数あるADL評価の中でも最も信頼性と妥当性があると言われ、リハビリだけでなく、看護師や介護士さんの中でも、FIMを取り入れることで、入所や入院されている方のADL情報の素早く正確な状態把握が可能という事で幅広く使われています。



そんな今日は、私がPT国家試験用にポイントをまとめた FIM(Function Independence Measure)の評価基準の概要を記載します!
定義から評価~治療にいたるまで、実習・臨床ともに最も参考にした書籍はこれです。
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FIMのしているADL

ADLには、実際に行っている状態を測定する“しているADL”と、させればできる内容を測定する”できるADL”がある。FIMは、介護量を測定する、と明示されており、“しているADL”の測定法であることが明らかである。

FIMは誰にでも採点可能であるという特色も持つ。医学的知識は特に必要としない。どのスタッフでも採点できる。各スタッフの採点が異なる場合、最低限”している”状態を把握するために、低いほうの点を採用する。



↓下記に各評価項目の採点基準などの関連記事がございます。
どうぞご覧ください!!


FIM(機能的自立度評価表)の特徴の要約

①大項目6つ、小項目18個を評価する。
②しているADLを介助のある・なしで大別して7段階で評価する。
③126点満点で、最低点は18点。
④順序尺度である
⑤補装具を使っても自立(修正自立)とみなされる。
⑥能力定価を評価する。
⑦コミュニケーションや社会的認知を評価するのはFIMの大特徴!!
⑧行為は上半身と下半身に分けて評価する。

作業療法士と理学療法士の国家試験に必要な要点はこんな感じです。^^

FIMの評価項目一覧と詳細

1.セルフケア


①食事:咀嚼、嚥下を含めた食事動作
②整容:口腔ケア、整髪、手洗い、洗顔など
③清拭:風呂、シャワーなどで首から下(背中以外)を洗う
④更衣:上半身:腰より上の更衣および義肢装具の装着
⑤更衣:下半身:腰より下の更衣および義肢装具の装着
⑥トイレ動作:衣服の着脱、排泄後の清潔、生理用具の使用

2.排泄コントロール

①排尿管理:排尿管理、器具や薬剤の使用を含む
②排便管理:排便管理、器具や薬剤の使用を含む

3.移乗

ベッド・椅子・車椅子:それぞれの間の移乗、起立動作を含む
トイレ:便器へ(から)の移乗
浴室・シャワー:浴槽、シャワー室へ(から)の移乗

4.移動

歩行・車椅子:屋内での移動、または車椅子移動
階段:12~14段の階段昇降

5.コミュニケーション

理解:聴覚または視覚によるコミュニケーションの理解
表出:言語的または非言語的表現

6.社会的認知

社会的交流:他患者、スタッフなどとの交流、社会的状況への順応
問題解決:日常生活上での問題解決、適切な判断能力
記憶:日常生活に必要な情報の記憶

FIMの採点基準

採点基準     介助者  手出し
7:完全自立   不要  不要
6:修正自立   不要  不要 時間がかかる、補助具が必要、安全の配慮
5:監視・準備  必要  不要 監視、指示、促し
4:最小介助   必要  必要 75%以上自分で行う
3:中等度介助  必要  必要 50%以上、75%未満自分で行う
2:最大介助   必要  必要 25%以上、50%未満自分で行う
1:全介助    必要  必要 25%未満しか自分でおこなわない


下記に各評価項目の採点基準などの関連記事がございます。
どうぞご覧ください!!

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