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FIMの評価方法 2.排泄コントロール ①排尿管理の評価


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FIM(機能的自立度評価表)のADL評価基準の概要を記載していますのでご覧ください!概要のみですが。

排尿についても、自立して行える高齢者さんはすくなく、トイレ動作と同様に、身体能力や着衣の型や素材にも左右されることが多いので難しい項目には違いありません。

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FIMの排尿管理に含まれる内容

「排尿の完全なコントロールおよび排尿コントロールに必要な器具や薬剤の使用を採点する」。排尿管理で評価する動作は、尿道括約筋を開くべきときに開くことである。

注意点

排尿管理は2つの内容を含んでいる。
1つは失敗をしないこと、もう1つは介護量である。
失敗とは、尿が漏れてしまい、衣服や布団を漏らして世話がかかることである。
“失敗”は医学用語としての失禁より狭い意味となる。失禁は尿がもれることすべてをさすが、失禁していでも周囲にこぼさないで処理できれば“失敗”したことにはならない。

“失敗”と介護量の点数が違う場合は、低いほうの点をとる。

FIMの排泄コントロール採点法

排尿の“失敗”による採点基準、導尿に関する排尿管理の採点基準は下表の通りである。
排尿の具体的介助:尿器を押さえておくこと、差し込み便器の上に患者が位置しているように手伝うこと、カテーテルを挿入し引き抜くこと、おむつを替えることなど。

<介助内容別の採点の要点>
トイレで排尿:
7点:便器に座ってから意図的に排尿している
1点:尿道括約筋を緩めるかがまったく偶然であり、看護婦が完全に間誘導しているの

尿器の場合:
6点:自分で尿を捨てに行ける
5点:捨ててもらっている

日中自立、夜間尿器介助:
4点:・尿意を訴え適切なときまで括約筋を締めていて、尿器がきちんと当たった後括約筋を緩めている。
・介助で尿器を支えてもらう、ペニスを入れてもらう場合
1点 尿意の訴えがない

おむつ:
2点:替えてもらうよう頼む
1点:頼むこともできない

尿バッグの管理:
4点:膀胱洗浄を毎日してもらっている
3点:勝脱洗浄のほかに集尿袋を1日に2回空にしてもらっている程度

排尿の“失敗”による採点基準 点数 具体例
7点:失敗はない
5点:失敗は月1回未満
4点:失敗は週1回未満
3点:失敗は1日1回未満
2点:失敗は毎日

導尿に関する排尿管理の採点基準
点数 具体例
7点:導尿していない
5点:週1回以下の頻度での導尿をしてもらう

毎日導尿してもらう場合
4点:自尿+自己導尿>他人による導尿
3点:自尿+自己導尿=他人による導尿
2点:自尿+自己導尿<他人による導尿
1点:すべて他人による導尿

その他

・排尿に関する投薬がされていれば6点となる。たとえば膀胱収縮作用のある薬や、頻尿防止薬などがあてはまる。

・排尿したいと訴えるが、括約筋を緩めることができない”空振り”自体では点数は下がらない。

・腎不全ですべて透析管理となっている場合、ADLとしての介護量がなくなるため、排尿管理は7点となる。

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