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FIMの評価方法 6.社会的認知 ①社会的交流のADL評価


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機能的自立度評価表、今日は社会的認知の社会的交流について。
こちらの言う事が理解できている高齢者さんなども、よくよく見てみると単独での行動ばかりで周りとの関わりややり取りが出来ていない、病室・居室から出てこないという場合も非常に多いです。
一見、ちょっと見ただけでは分からない問題だけに、細かな分析や観察が必要です。

FIM(機能的自立度評価表)の概要も合わせてご覧ください。

FIM認知項目採点の原則と採点基準

コミュニケーション・社会的認知項目(以下認知項目と略す)はコミュニケーション(理解・表出)2項目、
社会的認知(社会的交流・問題解決・記憶)3項目の合計5項目35点満点で構成されている。

FIMの認知項目採点基準

採点基準 介助者 手出し
7:完全自立 不要 不要
6:修正自立 不要 不要 時間がかかる、補助具が必要、安全の配慮
5:監視・準備 必要 不要 監視、指示、促し
必要 必要 90%より多く自分で行う
4:最小介助 必要 必要 75%以上、90%以下自分で行う
3:中等度介助 必要 必要 50%以上、75%未満自分で行う
2:最大介助 必要 必要 25%以上、50%未満自分で行う
1:全介助 必要 必要 25%未満しか自分でおこなわない
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FIMの社会的認知評価 ①社会的交流に含まれる内容

社会的交流の意味するところは相手に迷惑をかけているかどうか、自分の言動が人にどう思われているかわかる、ということである。
治療の場あるいは社会生活の場で他人との折り合い、集団に参加していく技能が含まれる。これは自分の要求とともに他人の要求をどう処理するかを意味している。

社会的認知 ①社会的交流の採点法

7点 スタッフやほかの、患者、家族と適切に関わっていく。すなわち、怒りを抑える、批判を受け入れる、自分の言った言葉の影響がわかるなどに問題がない

6点 ほとんどの場合には適切に関わるが、たまにコントロ一ルを失う。配慮された環境のもとで適切に交流している。投薬により良好な関わりを保っている

5点以下 かんしゃく、暴力、汚い言葉を使う、訓練を拒む、集団ゲームに参加しない、車椅子の暴走、夜間せん妄、引きこもりなどが、どのくらいの頻度でおこるのかで採点する

引きこもる患者も減点の対象となる。内気、という言葉で許される範囲は7点のままでかまわない。通常の範囲ではない引きこもりについては、介助者がほとんどの会話をはじめなければならず、一人でいたいために、食堂で食べることを拒否するが、たまには看護婦や療法士に協力的である場合に3点と考える。

その他

脳幹梗塞によるひどい失調性言語障害患者の声がとても大きいため、同室者が会話をするのを避ける場合6点以下になる。大きないびきでは社会的交流の点は下がらない。

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