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骨粗鬆症の原因② エストロゲン(主に閉経後の問題点)


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内分泌的原因のエストロゲンについて。

エストロゲンとは、ステロイドホルモンの一種であり、一般的には女性ホルモン(卵胞ホルモン)といわれており、主に、卵胞や黄体から分泌される。
エストロゲンの作用は、子宮の発育や子宮内膜の増殖、乳腺の発達であるが、それ以外にも種々の役割を有する。

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女子ではエストロゲンの分泌は閉鎖とともに急激に減少し、その数年後から骨粗鬆症が発生すること、また長管骨の骨皮質幅の減少が女子ではちょうど閉経後から進行すること、さらにエストロゲンの投与によってこのような骨皮質幅の減少を予防できることがエストロゲン欠乏の骨粗鬆症の発生における重要な役割を果たしていることを示す


エストロゲンがカルシトニンの分泌を促進することが、閉経後女性のカルシトニン分泌の減少する理由の一つであるともいわれ、さらに腎におけるビタミンDの生合成もエストロゲンによって刺激促進されるといわれる。


骨にはエストロゲンの受容体はないとされ、骨に対するエストロゲンの直接作用は
必ずしも確立していないが、エストロゲンとカルシウム調節ホルモンとの相互作用にもとづき、骨代謝が同化(骨形成)方向に傾き骨量の減少が防止されると考えられる。副甲状腺ホルモンの骨に対する吸収促進作用もエストロゲンによって抑制され、エストロゲンには骨の保護作用があるといわれる。


しかしながら、男子では、若年者でも女子に比べてエストロゲンの分泌自身は副腎皮質からわずかに行われているにすぎず、男性ホルモンの末梢でのエストロゲンへの転換を考えても、女子より多いことは考えられないのに骨粗鬆症の発生が女子よりもはるかに少ないことは、エストロゲンの欠乏のみが骨粗鬆症の原因ではないことを示す。

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