骨粗鬆症の原因⑨~⑪ 栄養要因(カルシウム、リン、タンパク質)の相関関係 - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

骨粗鬆症の原因⑨~⑪ 栄養要因(カルシウム、リン、タンパク質)の相関関係


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骨粗鬆症の原因⑨~⑪をまとめて行きたいと思います。
栄養要因であるカルシウム、リン、蛋白質についてドドド!ッと。

まとめて書いちゃう理由はですね、骨粗鬆症の原因を書き始めて、後悔しました。。
長いから。。。(爆) ^^;
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【骨粗しょう症の原因とカルシウム】
身体のカルシウムの99%は骨にあると考えられるので、カルシウムは主として骨から失われると考えてよい。
体内のカルシウムの総量は約1kgであるから、1年に15gのカルシウムの喪失は30年後には450g、すなわちほとんどその2分の1が失われることになる。骨からそのカルシウムの2分の1が失われる状態は明らかに骨量の減少であり、それはX線上でも明らかに認められ、臨床的に骨粗鬆症の状態と考えてよい。

さらにカルシウムの負性平衡は、たとえ血清カルシウムを著明に低下させることはなくとも、副甲状腺ホルモンの分泌亢進を起こし、続発性副甲状腺機能亢進症を起こす。すなわち栄養的原因としてのカルシウム摂取不足も内分泌原因と関連があり、カルシウム調節ホルモンの分泌異常とバランスの失調を起こしうると考えられる。

【こつそしょうしょうの原因とリン】
リンもカルシウムとともに骨の構成成分として重要であるが、カルシウムと異なる点は、種々の食品に多く含まれており、ことに蛋白質と共存することが多く、欠乏状態になることは少ないということである。

実験動物では、高リン食すなわち肉を主とした餌で飼育すると、骨粗鬆症をつくることができる。
これは腸管の中でリンが直接カルシウムと結合することによって、腸管からのカルシウムの吸収を抑制して、カルシウムの負性平衡を起こすことによると思われる。すなわちカルシウムの欠乏とともに、リンの過剰は骨粗鬆症をおこしやすい。
また高燐血症は低カルシウム血症を起こしやすく副甲状腺ホルモンの分泌を刺激する。

【骨粗鬆症の原因とたん白質】
食事や食生活の問題により、蛋白摂取の過剰は尿中のカルシウム排泄を増加させ、カルシウムの負性平衡を起こす傾向がある。よって低蛋白食はカルシウムの保持を促進する傾向があるとも考えられる。

低蛋白食により主として蛋白から成る筋肉の萎縮が起こると、不用性(廃用性)骨萎縮が起こる。これは物理的な原因による骨粗鬆症であると言うことができる。


栄養的な要因や作用だけでは、骨の病気や骨粗鬆症は語れません。
関連記事より、ホルモンなどの要因も合わせて覚えると分かりやすいですよ!

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