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失行の定義と臨床的特徴 ~概論~


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失行の定義・特徴

失行とは、大きな麻痺などを認めないにも関わらず、目的に応じて身体を動かせない状体と言われる。
失行と呼ぶには、下記の行為の障害を除いたものという前提条件があるので注意を要する。

・麻痺、失調、不随意運動などの運動障害
・失語症などによる理解力低下
・触覚・視覚失認等による認知障害、半側空間無視
・認知症や全般的注意障害
・動作遂行に必要な感覚の障害(視覚フィードバックが困難など)

失行は、基本的に右利きでは左の大脳(優位半球)障害で起こり、両側の上肢に症状が見られることが多い。よって、麻痺側は麻痺によって判断しにくく、健側に症状が出現する。
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失行の一般的特徴として

・学習された全ての動作が障害されることはない
・同じ動作でも出来る時と出来ない時がある
・口頭指示よりも模倣が容易
・物品を使う身振りよりも実際の物品使用の方が容易
・検査場面よりも日常生活場面のほうが容易

失行の検査と評価方法(順序など)

・抽象的行為:口頭指示 → 模倣
・道具の使用:口頭命令での身振り → 模倣 →実際に使用する
・複数の物品の系列的操作:複数の物品を操作し、口頭で与えられた目的を達成
・無意味動作:模倣(または口頭指示)

引き続いて、それぞれの失行の特徴や臨床的アプローチ等をアップします!

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