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気管・気管支の解剖学


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気管支簿解剖を知る事は気管支喘息や気管支炎、呼吸理学療法を知る上で重要となります。もちろんん、その構造や病態やタンが詰まりやすい箇所、原因を知る事は非常に重要であることは間違いありません。

D.気管tracheaの解剖学
・長さ約10cm、直径約20~25cmの管からなる。

・気管分岐部:下端で第4~5胸椎の高さで左右気管支に分かれて、肺門から肺内へ進入(約70°の角をなす)

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1.気管の区分
・頚部および胸部の2部に区分される
a.頚部
甲状腺:気管頚部の上端部(第2~5気管軟骨の高さ)の前
不対甲状腺静脈叢:気管頚部前下方の前
反回神経および迷走神経:反回神経は気管と食道の間、迷走神経は気管の外側に位置する
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b.胸部
・左右側に左総頚動脈(左)、腕頭動脈(右)が走行

2.気管と周辺の臓器との位置関係
・気管の後面には食道が接し、下方では左気管支と交叉
・第2~5気管軟骨の前方には甲状腺峡部がある

3.気管の構造
・15~20個の上下に連なる軟骨輪(幅3~4mm)と、その間を連ねる輪状靭帯および、これらの面をおおう粘膜からできる

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4.気管に分布する脈管および神経
・動脈:前方-内胸動脈の縦隔枝
          上方-下甲状腺動脈からの気管支
     後方-胸大動脈からの気管支動脈
    
・静脈:気管周囲に網状に分布 腕頭静脈および奇静脈に集まる

・リンパ管:粘膜に多い

・神経:迷走神経の直接枝、反回神経および下喉頭神経のほか、交感神経枝を受ける


E.気管支bronchusの解剖学

1.気管支の走行
<左気管枝の走行>
・正中線とは約46°の角度をとって走行
・細く長い(右側の約2倍の長さで約4~6cm)
・食道と胸大動脈の前方、大動脈弓の下を走って左の肺内に達する
・上下の2枝に分かれて肺に入る
   
<右気管支の走行>
・左に比べ垂直に近い経過
・正中線とは約24°の角度をとって走行
・太く短い(約3cm)
・上大静脈の後ろを下外側に走って右の肺内に達する
・上、中、下の3枝に分かれて肺に入る

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2.気管支の構造
・気管の構造(粘膜、粘膜下組織、筋層)と同様
・左-7~11個の気管支軟骨
・右-3~4個の気管支軟骨

3.気管支に分布する脈管および神経
・動脈:気管支(下甲状腺動脈から)、気管支動脈(胸大動脈から)、気管支枝(内胸動脈から)

・静脈:気管静脈、前気管支静脈(ともに腕頭静脈に)、後気管支静脈(奇静脈に)

・リンパ管:気管前リンパ節、気管傍リンパ節、気管分岐部リンパ節、

上・下気管支リンパ節にそそぐ
・神経:気管支(反回神経から)、前・後気管支(ともに迷走神経から)、交感神経の枝

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