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観念失行の具体的な症状と検査・評価方法

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高次脳機能障害の一覧(もくじ)

観念失行(ideational apraxia)の定義

使用物が何である かが分かっており、運動機能に著しい障害がないにも関わらず、日常使用している対象物(道具・物品)の使用や操作ができない、又は系列的動作が完遂できないものをいう。


観念失行の障害病巣

優位半球(左) 頭頂葉

観念運動失行の評価テスト

道具の命名、使用法を聞き確認する。
次に「~するものはどれか?」等と問うが、失語症を伴っている場合も多いので注意が必要。

例)茶筒から茶を取り出して急須に入れ → ポットの湯をそそぎ → 湯のみについで飲む単純な動作は可能。その他、金槌やハサミやライターの使用などを行う。
   ↓
(続けて観念運動失行の評価を行うことが望ましい)

失行の検査と評価方法(順序など)

行為の種類と遂行条件
・抽象的行為:口頭指示 → 模倣
・道具の使用:口頭命令での身振り → 模倣 → 実際に使用する
・複数の物品の系列的操作:複数の物品を操作し、口頭で与えられた目的を達成
・無意味動作:模倣(または口頭指示)
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よく観念失行と観念運動失行の違いがわかっていない理学療法士や作業療法士がいますが、対処方法やリハビリのやり方も全く異なるので、その違いを理解し、それを評価してアプローチにつなげないといけません。

そのために、まずは観念失行の理解を深めてください。

 

高次脳機能障害の一覧(もくじ)

観念失行(ideational apraxia)の定義

使用物が何であるかが分かっており、運動機能に著しい障害がないにも関わらず、日常使用している対象物(道具・物品)の使用や操作ができない、又は系列的動作ができないものをいう

患者さんやご家族さんからすると、全く意味不明な現象ですよね。

普段使っていて、それが何なのかわかっているし、麻痺などもないか、あっても軽いにもかかわらず、そのものが使えないという状態です。またはその使う盾板がわからず、アタフタしたりというような症状が出ます。


観念失行の障害病巣

観念失行の傷害部位は、優位半球(左) 頭頂葉といわれています。



観念失行の検査・評価の方法と順番

  1. 使うものの道具の名前と使用法を聞き確認する。
  2. 次に「~するものはどれか?」等と問うが、失語症を伴っている場合も多いので注意が必要です。失語症だと観念失行だと厳密には判断できません。

    例)茶筒から茶を取り出して急須に入れ → ポットの湯をそそぎ → 湯のみについで飲む単純な動作は可能。その他、金槌やハサミやライターの使用などを行う。

    続けて観念運動失行の評価を行うことが望ましい



失行の検査と評価方法(順序など)

行為の種類と遂行条件

  • 抽象的行為:口頭指示 → 模倣
  • 道具の使用:口頭命令での身振り → 模倣 → 実際に使用する
  • 複数の物品の系列的操作:複数の物品を操作し、口頭で与えられた目的を達成
  • 無意味動作:模倣(または口頭指示)

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