肺気腫の検査 (呼吸機能検査/CT胸部レントゲン/心電図) - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

肺気腫の検査 (呼吸機能検査/CT胸部レントゲン/心電図)


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肺気腫の診断には各種検査にて客観的症状、検査結果が必要になってきます。

どんな病気もですが、治療には適正で的確な診断が必須です。
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【肺気腫の検査】

(1)胸部X線/CT画像検査
肺過膨張による横隔膜低位や偏平化、胸郭の変形拡大(肋間腔拡大、前後径および心腔腔拡大)、心陰影の縮小(滴状心)などがみられる。肺血管影は主に肺動脈陰影の血管径の急激な減少と血管側枝の減少をみる。肺気腫では正面像よりもむしろ側面像に、それらの特徴が現れるので、側面撮影は必ず行うようにする。

進行して肺性心状態(肺高血圧症)となると、区域血管影が急に太くなり、末梢の血管影が密になり、心肥大を呈する。
肺気腫のX線検査では、呼吸運動による横隔膜の可動性の把握が参考になる。それには、深吸気時と深呼気時の2枚のX線写真が必要で、横隔膜の動きの差が少なければ、呼吸に際して肺の伸縮が悪いという証拠である。

(2)心電図
肺気腫は、慢性肺性心を生じる有力な肺疾患であるが、心電図に異常を認めないのが普通である。病変が高度になると、右軸偏位、肺性P、右室肥大、QRSの異常が認められるようになる。

(3)呼吸機能検査 ①1秒量、1秒率:低下
②フローボリューム曲線:ピークフロー低値
③%肺活量(%VC):低下
④残気量(RV):増大
⑤コンプライアンス(C):上昇
⑥DLCO:低下
⑦PaO2:低下
⑧PaCO2:末期に上昇をみる。

(4)打診
気腔に空気がとらえ込まれた状態になるので、肺肝境界が低下し、鼓音を呈するのが特徴的である。

(5)聴診
換気障害を反映して、呼吸音の減弱は必発である。また、しばしば乾性ラ音に近い呼気の延長を伴う。ときに、両側肺底区に小水泡性ラ音を聴取する。

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