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前頭葉の損傷による運動維持困難の症状とアプローチ方法

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脳梗塞の後遺症や頭部外傷などでも比較的起こりやすい運動維持困難について。

前頭葉の孫瘡だけでなく、血流障害等でも起こることがあり、片づけれれないや抑制が効かないといった前頭葉症状なども併せて起こることがあるので、細心の注意を払いながら判別を行う必要があります。

チェック!:高次脳機能障害の一覧(もくじ)

運動維持困難(motor impersistence)の症状と定義・特徴

運動維持困難は、開眼、開口、息をとめる、腕を挙げるなどの定常的動作を指示に従ってひとつ、または二つ以上または同時に出来ない。作業への集中や言動の維持ができないなどの症状を呈する。

運動維持困難の障害病巣

右前頭葉(特に劣位半球)、劣位半球頭頂葉といわれているが、中大脳動脈領域の前頭葉、側頭葉、頭頂葉を含む大きな病変に起こりやすい。

運動維持困難の評価テスト

運動維持困難の評価テストとしては、joyntらによる検査法がある。

臨床的には一般的に理学療法士や作業治療士が行うことが多い、閉眼や開眼、閉口や開口などについて10~20秒間の維持が可能かを調べる一方。

2つ以上の動作維持については上記の検査を二つ同時に行い確認する。(事前に視野検査や失認の評価も必要。)

上肢に関しては、右での屈曲か外転位を保持し続けられるかを確認するが、麻痺との判別が必要です。

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臨床的な運動維持困難の問題点とリハビリテーションの方法

臨床的に見ると感覚検査や視野検査を行うと直ぐに開眼してしまう。

その他、両腕を前方挙上しるバレー兆候(barre test/barre sign)では片方の腕のみが落ちてくる場合は片麻痺を意味するが、運動維持困難を呈する場合は両側の腕が下がってくる

本当に高次脳機能障害を理解している検査者だと、このあたりの判断が素早く的確に行えるようになります。

 

運動維持困難な患者さんは、歩行やADL達成度が低いと言われているが、その他の半側空間無視などの失行や失認が合併していることがほとんどなのです。

ですから、運動維持困難単独で自立度が低いと判断は上記の判別がしっかりできていることが前提の内容です。

 

肢位の保持が困難な場合、特に重要な肢位・姿勢保持については、維持する時間を延ばすようなアプローチが試みテイクリハビリを行うのが望ましい。難易度についても、すぐにあげることはせず、一つの課題をこなせるようになってから次に進めるようにしていきます。

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