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排痰法の適応・禁忌・合併症一覧


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【排痰法の適応】
・気道および肺の過分泌のため、痰量が増加(1日 25~30ml以上)しており、分泌物の喀出が困難な患者

・急性呼吸不全患者で臨床上分泌物の貯留が認められるもの(以上呼吸音,血液ガスの低下,胸部レントゲン所見など)

・無気肺(区域肺より大きな部位)を呈している患者
・肺腫瘍
・気管枝拡張症・嚢胞性肺線維症

体位ドレナージは、通常患者自身で行うが、チアノーゼ、呼吸困難、右心不全、PaO2 55 Torr以上の患者では、介助が必要である。

息苦しいからといって、ドレナージを行わず安静のまま放置すると、痰がたまり、呼吸不全がさらに強まる。そのような患者では介助者がついてベッド上で腹臥位、側臥位など可能な範囲で行う。

【体位排痰法(体位ドレナージ)の禁忌と合併症】
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<全ての体位に対しての禁忌>
頭頚部外傷後、術後の不安定期
出血傾向を伴う循環動態不安定
頭蓋内圧20mmhg以上
脳胸・胸水のドレナージされていないもの
原発性肺水腫

<トレンデレンブルグ体位に対しての禁忌>
頭蓋内圧20mmhg以上、もしくは上昇を避けたい病態
高血圧
腹部膨満
食堂術後
喀血
誤嚥傾向(経管栄養・食後1,5~2時間以内など)

<逆トレンデレンブルグ体位に対しての禁忌>
低血圧

※トレンデレンブルグ体位とは、頭が定位となる肢位のこと

<排痰法の合併症>
頭蓋内圧上昇
急激な血圧低下
低酸素血症
肺出血
疼痛・不快感
気管支攣縮
不整脈
嘔吐
誤嚥
呼吸困難

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