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⑥心臓の大循環・小循環の流入経路と刺激伝導系


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循環器とは、動物の器官の分類のひとつで、血液を体内で循環させるのに働く器管と、血液の成分である血球を産生、成熟、分解する器官をまとめて呼ぶこのあたりは、図や動画で頭に入れないと中々覚えられませんので、お手持ちの心臓・循環器系の医学参考書を片手に覚えてくださいね。

循環器系の器官に含まれる器官・臓器一覧
ヒトの循環器系(の一部)。動脈は赤、静脈は青で表現されている

血液 - 赤血球、白血球、血小板などの細胞成分と血漿と呼ばれる液体成分から構成心臓 - 血液を動脈に送り出すポンプの役目
血管 - 血液の通路となる管。動脈、静脈、毛細血管などがある
リンパ管 - 体の各部の組織液を血管に戻す通路となる管
リンパ節 - リンパ管の途中にあり、白血球の一種のリンパ球を増殖、成熟させる
扁桃 - 口の奥にあり、リンパ球が成熟する場所
虫垂 - 小腸と大腸の間にあり、リンパ球が成熟する場所
脾臓 - 古い赤血球を分解する場所、リンパ球が成熟する場所
腎臓 - 血液を濾過し、尿を作り出す場所
胸腺 - Tリンパ球を作り出す場所
骨髄 - 新しい血球を作り出す場所
wikipediaより

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【大循環と小循環】
ヒトおよび高等脊椎動物の出生後の循環では、すべての器官に栄養を補給する大(または体)循環が、ガス交換のための小(または肺)循環が区別される。

大循環では動脈は動脈血化された血液を、静脈は静脈血化された血液を運び、小循環では静脈血化された血液は動脈を通って肺へ流れ込み、動脈血化された血液は静脈を通って心臓に達する。

小循環は唯一の器官として肺が存在し、すべての血液は肺を通過して流れ、その組成は一様である。大循環には種々の器官(例えば腎臓・腸・内分泌器官など)が介在している。血液はいろいろの経路を通ることができ、大循環は数多くの並列に連結された部分循環からなっており、血液の組成は各部分循環でまちまちである。

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【心臓の血液路】
大循環:左心房から血液は左心室を通り、大動脈を経て器官の毛細血管領域に達する。下肢と体幹下半分からの血液は下大静脈を経て右心房へ流れ込む。(頭、上肢および体幹上半分からの還流は上大静脈を経て行われる)腸と他の無対の腹部器官からは、まず門脈へ入り、最終的には同様に下大静脈を経て右心房へ流入する。

【大循環の血液の流れ】
左心室→大動脈→全身→上下大静脈→(動静脈吻合)→右心房

小循環:右心房から血液は右心室へ流入し、肺動脈を経て、肺の毛細血管に至り、肺静脈を経て再び左心房へ流れ込む。

【小循環の血液の流れ】
右心室→肺動脈(2本)→肺(左・右)→肺静脈(4本)→左心房

【心臓の刺激伝導系】
①心拍動の起こり(歩調とり)
洞結節に発生した興奮は、約1m/秒の速さで左右の心房に伝わる。

②心房興奮
洞結節の興奮で左右の心房は収縮し、一部は右心房との境界近くにある房室結節(田原結節)に伝えられる。

③房室の興奮伝導
さらに、興奮はゆっくりと(約1㎝/秒)心室中隔を走るヒス束(房室束)に伝えられる。

④心室の興奮
ヒス束の興奮は、左脚・右脚を経て、さらに細いプルキンエ線維となり、乳頭筋や心室全体に伝えられる。

⑤心室筋の収縮
左右の心室がほとんど同時に収縮する。プルキンエ線維は伝導速度は約2m/秒である。

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