心臓の調節と中枢⑨  自律神経/血管運動中枢 - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

心臓の調節と中枢⑨  自律神経/血管運動中枢


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1)交感神経、副交感神経(迷走神経)による二重神経支配
交感神経 (Th1~5)――― 心臓を促進、心臓全体に分布
副交感神経―――――――― 心臓を抑制、心室には分布していない

2)自律神経系の反射は血管運動中枢(橋・延髄)により制御
常時活動して交感神経の緊張を保っている
     ↓
活動が抑制されると交感神経活動が低下し心機能も抑制される

 

交感神経

副交感神経

伝達物質

ノルアドレナリン

アセチルコリン

刺激伝導系(房室伝導)

促進

延長

心拍数

増加

減少

心筋の収縮力

増強

低下

血圧

上昇

下降

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3)心臓の調節
①変周期作用(心拍数の変化
②変力作用(心房の収縮力の変化)
③変伝導作用(房室伝導の変化、PR間隔の変化)

a.血液性状の変化
中枢に流れる血液 ―― 血液温度の上昇、CO2の増加、O2の欠乏により促進

b.上位中枢の影響 ―― 感情により促進

c.洞圧反射(負荷減弱反射)
大動脈弓、頸動脈洞の圧受容器による反応 ―→ 血圧の上昇で抑制、下降で促進

d.ベーンブリッジ反射(Bainbridge)
吸気時、右心房への静脈血の流入が増加 ―→ 心拍数増加
   
e.呼吸性不整脈 ―― 吸息終期に心拍数増加、呼息時に心拍数減少
   
f.Aschnerテスト ―― 眼球圧迫で抑制
   
g.スターリングの法則
心収縮の大きさは血液流入量(拡張終期容積)で決まり、拡張期容積は静脈圧が高いほど大きくなる
心室への血液流入量増加により心筋が伸張され大きな張力を発揮
右心房への還流静脈血の流入量増加に伴い心筋の収縮力・1回拍出量は増加

<心拍数の増減>

増加

減少

動脈血圧下降

動脈血圧上昇

静脈還流量増加

吸息

呼息

精神興奮、怒、羞恥

恐怖、悲、冷覚

激しい痛覚、皮膚痛覚

三叉神経領域の痛覚、内臓痛覚

交感神経活動亢進

迷走神経活動亢進

カテコルアミン

アセチルコリン

筋運動

安静(睡眠中)

サイロキシン

体温上昇

(体温低下)

CO2増加、O2欠乏

脳内圧上昇

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