⑬虚血性心疾患患者のリハビリテーションのプログラム
組織酸素摂取の増加による全身酸素消費の増加
肺換気 ※上記に対して理学療法を行う
以下に合併症のない虚血性心疾患患者のリハビリテーションのプログラムを示す
(※クリックすると大きくなります)
上記の表は4週間で退院後の日常生活や外来通院に必要な諸動作の安全性を確認した上で終了するもので、段階的に動作範囲を拡大するたびに、それに見合う運動負荷試験を行う。
負荷試験においてはプログラム進行基準の適否が判断できるように、動作前後、前中で、自覚症状のチェック、心拍数、血圧測定、及び心電図記録を行う。(詳しくは、以後に掲載する心電図参照)
【高血圧の分類】 【新分類(高血圧)】
160/95 mmHg以上 and/or | 高血圧 | 140/90 mmHg以上 | 軽度 | |
140/90 mmHg and/or | 境界線高血圧 | 160/100 mmHg以上 | 中等度 | |
139/89 mmHg以下 and | 正常 | 180/110 mmHg以上 | 高度 |
低血圧:最高血圧が100 mmHg以下(女性は90 mmHg以下)
段階的負荷試験としては、受動坐位 → 自動坐位→立位→病室歩行→廊下歩行50m、200m、500mと、退院時の運動耐容量評価のためのマスター試験、トレッドミル、または、エルゴメータ負荷試験が含まれている。
負荷試験によって合格した距離を1日1~3回練習することでトレーニング効果を得ること
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虚血性心疾患における運動療法の効果を次の記事に記載します。
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