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相貌失認の症状/特徴/定義と評価/リハビリ(対応/対処・アプローチ)


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相貌失認(prosopagnosia)の定義

熟知した顔を見て誰かが分からなくなるというのが基本的な症状である。
相手の声を聞けば誰であるかがわかり、その人の仕事や名前など人物に関する記憶・ 知識は保たれている。

一般的に家族や知人、通院している病院の主治医、自分の顔さえも誰であるのか がわからないが、声だけでなく髪型や服装など、手掛かりとなる要因がないと誰であるの か認識できない。
相貌失認患者本人は、このような症状に気付いていることが多いため、必ずしも誰かわからないという訴えをするとは限らない。

相貌失認の障害病巣

右利きの人:右側の紡錘状回の側頭葉-後頭葉移行部付近
両側性病変の場合は、紡錘状回に病巣がある場合とそうでない場合がある。
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相貌失認の検査(評価テスト)

まずは一般的な視覚機能、物品の認知、文字の読みに関する検査が必要。顔に対するスクリーニングテストは標準高次視知覚検査に含まれる。

①有名人の写真を1枚ずつ見せて、名前や職業を答えていただく。次いで家族や知人について行う。

②髪型などを隠した写真を用意し、隠していない写真と2枚の写真が同一人物かどうかということや複数枚の写真の中から同一人物のものを選ぶ検査を行う。

③家族・知人や有名人の声で特定できるか。また、言語性に人物を定義して名前を言う課題、逆に名前を与えてどのような人物かを述べる課題(wechsler成人知能検査言語性課題の一部)も 実施する。

臨床的な身体失認の問題点とリハビリテーション(対応/対処・アプローチ)


相貌失認は顔に対する視覚的な障害であるため、声や髪型や服装、歩き方、しぐさ、場所などが手掛かりとなるため、日常生活(ADL)場面では代償的に活動できることがある。2~3ヶ月で消失もしくは軽減する場合が多い。しかし、営業等の対面する仕事には支障が出ることが挙げられ、残存した相貌失認は克服しにくい高次脳機能障害といえる。

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