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失語症の定義と個別で出る症状

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高次脳機能障害の一覧(もくじ)はこちら

 

失語症(aphasia)の定義

正常な言語機能をいったん獲得したのち、大脳半球の限局された器質的病変を起こし、その結果、言語表象の理解・表出に障害をきたした状態をいいます。

よくあるのが構音障害を失語症といっているケースですが、全く別物なので注意してください。 

確認する事項としては

  1. 発話の障害
    ①発語失行、②喚語困難性、③錯語、④文法構造、⑤内容、⑥流暢性
  2. 聴覚的理解の障害
    ①語音の認知障害、②語の理解障害、③簡単な分の理解障害、④継続時・文法的理解障害
  3. 呼称障害
  4. 復唱障害
  5. 読みと書字

失語症には数多くの種類があるため、以後、個別に症状やリハビリテーションなどを解説をしたいと思います。 (※記は簡単に詳細を説明しています。)

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失語症の言語症状はどのようなものなのか?

意識は清明で、知能低下、精神異常、失明、難聴、失声、構音不能のない状態で、言語の表出と理解についての障害がみられる状態で、以下の症状がみられる。

①自発語

a.流暢性・非流暢性

失文法(リズムも抑揚も乱れ、単語を羅列するのみで電報文のようになる)の場合で、前方言語野の障害で起こる。

流暢性:錯文法(多弁でテンポも速いが、言葉の誤りや文法的な誤りが多く内容が分からない)の場合で、後方言語野の障害で起こる

 

b.語健忘

物品や絵を見せて名称を言わせても、名称が思い出せないのを語健忘、換語困難とよび、まわりくどい説明(迂言)を呈することもある

c.保続

場面が変化しても、前に使用した同じ言葉を何度も繰り返し話す。

口頭指示にたいして、前と同じ動作を繰り返すことを空間性の保続ということもあるが、失語症の保続とは別物との認識でさしつかえない。

 

d.錯語

1つの文字を読み誤る字性錯語と、単語全体の読みを誤る語性錯語がある.多弁で速く話すが、錯語が多く、理解出来ない発語はジャルゴンまたはジャーゴンと呼ばれ、ウェルニッケ失語に出現する

②復唱

伝導性失語では復唱のみが著しく障害される.患者に質問すると“おうむ返し”に質問と同じ言葉を繰り返すので反響言語と呼ぶ

③読字・書字

字が読めないのは失読で、漢字より仮名のほうが障害されやすい.逆に手に運動障害は無いのに字が書けないのは失書である。

 

以上になりますが、間違ってもたくさんの種類がある失語症全部に、上記の症状が全部出るものではありませんので、失語症の各記事を参考にしてください。

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