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デイリーノートの書き方 PT/OT学生のための実習の心得と準備


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作業療法士、理学療法士の見学実習、評価実習、総合実習といった臨床の実習ではデイリーノートをつけてスーパーバイザーに提出する、というのがどこでもあります。


今日はそのデイリーノートの書き方と注意点、ポイント等を少々ご教授します。
ただし、私の独断の意見も含まれていますので、学校から色々指定や指示されている書き方があると思いますが、基本的には学校や実習地の先生方のやり方に従ってください



これを書こうと思ったのは、まず単なる知識を発表する学生さんが多すぎること、
レポートやデイリーノートを作成するために患者・利用者さんをみているただの作業を行っている人が多すぎるっていうことからです。

患者・利用者さんをみてレポートやデイリーノートを作成するならまだしも、です。


私が考えるデイリーノートと実習の意義

  • 私はデイリーノート、レポートも提出を義務付けていません。
    口頭で説明できればOKとしています(理由があります。後述。)
  • 調べてきた事をただ書いて提出するだけなら無駄で、それは学校や家でする事と思うのです。
  • 常に考える事をして欲しい。 思ったこと感じた事を書いて欲しい。
    (安易な感想はいらないと思います)。
  • 意思表示の手段
    (コミュニケーション手段の一部。あくまで一部で、会話で行う必要性も重要)
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これだけです。
これだけでフィードバックしやすいですし、学生さんもタメになる指導や説明をしてもらえる確率が高くなると思いますー。



さて、いってみましょ。

最近の一般的なデイリーノートは、下記の事を書くように学校や指導者から指示・指導される、既に決まった雛形・テンプレートや用紙が準備されていること多いようですね。

①一日の流れ(時系列で)


②見学した内容
③感想
④調べてきた事


個人的な意見を言わせていただくと、上記のデイリーノートの内容は無駄な場合がほとんどだと思っています。
もちろん、一日を振り返る作業としては非常に重要です。

ちょっと語弊がある言い方になりましたけども、実習生の書き方にもよる部分もありますが、①~④の項目自体があまり意味がない項目である事と、学生さんが書いてくるものには中身が非常薄い場合が殆どだからです。


理由ををあげてみます。

①一日の流れを書く
その日の流れを時系列で見ても、殆どのバイザーは見ていないし、ここを指摘する先生が立っているのかな?という感じの項目です。
学生さんとしては、この日の事を思い出しやすいかもしれませんが。。

②見学した内容を書く

○○を見ました。
●●(診断名)の患者さんを評価させていただきました。
●●さんの治療をしました。

・・・っという記載が学生さんには非常に多いですが、体験談を報告しているだけで、「それで・・・?」と思いますし、これがあったら、「それで何を学んだの?(何を感じたの?これからどうしていこうと思うの?)」って聞きたくなりますし、こちらとしては聞く必要がでてきます。

③感想を書く


私が考えるデイリーノートと実習の意義で、感じた事や思ったことを書くといいましたが、これとはちょっと別件です。
ここであげているのは、安易な感想はいらないということです。

●●(診断名)の患者さんを評価させていただきましたが、やり方がわかりませんでした。(もっと評価できる項目が足りていませんでした、)

●●さんの治療をしましたが、難しかったです。

これからは頑張ろうと思います。

○○をはじめてみることができて、良かったです。(嬉しかったです、悲しかったです等)

もちろん、嬉しかった、わからなかった、難しかった、緊張したという気持ちが大事です。

しかし、本当に重要なのは、そこから導き出したものや今後、次の日にどのように繋げていくのか・生かしていきたいのか、何を学びたい・見せて欲しいということが大切ではないかと思いますので、そちらを書いていただいた方が学生さんのためにもなりますし、指導や体験をさせてあげやすいです。


もうちょっと詳しく、具体的に書いて欲しいわけです。
やり方がどうわからなかったのか?なぜ、わからなかったのか?どこがわからなかったのか?とか。

わからなくて当たり前、難しくて当たり前なんです。殆どが初めてなんですもの。
基本原則のやり方は、学校や実習準備で出来ていて当たり前なので、そこを知らないのはただの準備不足です。。

教科書に載っていない注意点やポイントが知りたい、できなかったので、もっと多くの○○をしてみたい、○○が原因で失敗したと考えたので(これ重要です)、これからは○○に注目してやっていく必要性を感じました、とかです。


ただ、教えて君ではいけません。

これを書くに当り、

自分はこう考えました、考察した結果

こうする・こうする必要があると思います、してみたいですという

流れが必要と思います。教科書には載っていませんよ。

④調べてきた事を書く

これが実習生においては一番多いし、一番無駄です。

大腿骨頚部骨折の患者さんがいたとします。
頚部骨折の症状やリハビリクリニカルパスを調べてデイリーで書いてきたとします。


これって、わざわざいりますか????

実習は机上ではできない勉強をする所です。

これは学校や自宅で勉強する事で、わざわざバイザーに提出する必要性を一切感じません。これをやるなら、最低でも覚えて身になるようにしてください。

本を写すだけなら、無駄無駄無駄!
そして、多くの学生がネットの内容をコピペしてきてるだけじゃん!!

そこの学生さん、こないだこのブログを書いた本人(私)に、ここの記事をコピペしてていしゅつしてきたじゃないの!!!!馬鹿か!!!!書いた本人に提出するなんて!!!(爆)

書くなら、自分で考えてきた事、自分で考えて導き出した評価方法を書いてきてください。名前のついていない評価方法は五万とありますし、開発できます。

正直、教科書で参考で使える内容は、1%未満、というのが自論です。


私学生の時代は、デイリーノートに決まった雛形や決まりはなかったので、実習施設の病院や老健で決まった書き方、バイザーの指導に従っていましたが、教科書を参考程度に引用するくらいで、主に感じた事や動作観察を自主的に記載していました。
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管理人のさすらいの理学療法士が実際が書いていたデイリーノートの内容・記入例

  • レポートの対象患者さん以外の方の動作観察(複数人)
  • 患者さんとのコミュニケーションを積極的にはかり、性格分析と生活環境などの把握をして、バイザーの先生に整合性検証してもらっていました
  • ミニレポート的な評価から統合と解釈
  • 失敗や反省の考察
  • 介助ができなかった方のポイントや生の介助方法を実技してもらいたい、
  • 教科書上ではこうだけど、実際の症状や所見を目で見たい、感じたいなどの希望

     


    あとは、習ってきた事をしっかり復習することです。それ以上は必要ないと思っています。
    理由は、机上で習っていない事を勉強しに行くのが実習だからです^^

    こんな感じです。参考になれば幸いです。

    次はもちょっと突っ込んだ内容とか、指導者がこうした方がいいのではっていうのを書きます!

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