生理学といえば真島先生。それほど定番の標準的教科書
日本の生理学の授業教科書として知らないものはいない!という位、広く使われている生理学の参考書です。こちらは学生時代の教科書で、論文発表ではこれしか使いません。
今では生理学のテキストもたくさん出て、一昔前はあまりありませんでしたが、それもこの生理学/真島英信が殆どの書籍の参考文献になっているという聖書であったからです。
無茶苦茶使って残念だと思う点もいくつかありましたのでメモ。
①データが古い
②誤字・脱字やミスプリントが修正されていない。
③ちょっと難しい(この点は解決方法がありました)
先生が(お亡くなりになっているので仕方ありませんが、ちょっと発表するには参考値を取ったりするには古いかな、と思います。
が、現在の生理学に於ても基本となっています!
【真島英信先生の生理学の良い点】
①これ一冊で生理学としては、細かい詳細を殆ど網羅できる。
②他の生理学の参考になっている。
③各国家試験もここから出題されることが多い。
いかんせん、こちらの書籍は理解するのが難しい。。。と学生の時から思っていました。
が、医学書専門店で発見して即購入した人体生理学ノート!!
これは凄くわかりやすかったです!!
著者が違うのは、お亡くなりになって改定・追記を(確か、後輩にあたる)諸先生方が書いたはずでした。
【生理学ノートのわかりやすさに感動した点】
①難しい真島の生理なんですが、その数~数十ページに及んで書かれている重要事項が数行、~箇条書きで書かれていて、「あ、なんだそれだけのことか!」っていうのがわかる。
②真島の生理学各章・各節と生理学ノートの各章と各節が殆ど対応していたので、わからない所があれば直に見つかるという所がポイント。
リハビリテーション関連職種の学校では、これ以外の教科書も使われることが多くなってきました。PT,OTの国家試験の過去問出題から、参考に下であろう書籍は以下に紹介しました。
こちらも医療系の大学・専門学校の生理学の定番書になりました。
詳しくもわかり易い、定番となった生理学書籍です。私も副本としてもています。
こちらも発行されて数十年の生理学の定番書です。
看護師さん系職種の方にもやわらかいタッチで、こちらの3版を使っています。
【生理学を学ぶ上でのポイント】
生理学、勉強が得意な方は問題ないと思いますが、苦手な方ははじめの一歩のイラスト生理学、生理学ノートや優しい生理学などの比較的簡略化してある本を読んでから、難しい内容のもので勉強すると頭に入りやすいと思います。
参考になれば幸いです。
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