自宅でも可能な腰痛の治し方 ~ウィリアムスの腰痛体操の原理など~ - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

自宅でも可能な腰痛の治し方 ~ウィリアムスの腰痛体操の原理など~


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■腰痛症の体操一覧 (画像付き) 

【ウィリアムスの腰痛体操 Williams low back exwrcise】
①椎間孔・椎間関節拡大し、神経根圧迫を減少する
②緊張した股関節屈筋と脊柱筋を伸張し、腰椎前弯を減少させる
③腹筋と殿筋を強化し、腰椎前弯を減少させる
④腰仙関節の拘縮を除去する
ことを目的として、主に腹筋・大殿筋の強化とハムストリングスのストレッチを中心とした治療体操である。

Ⅰ.腹筋強化
Ⅱ.大殿筋、ハムストリングス強化(骨盤の上方回旋を伴う)
Ⅲ.背筋のストレッチ
Ⅳ.ハムストリングスのストレッチ
Ⅴ.大殿筋・ハムストリングスのストレッチ
Ⅵ.背筋のストレッチ(別法)

このため、腰背筋、腸腰筋、ストレッチ、下腿三頭筋(アキレス腱)を伸張することで筋,靭帯,関節包などのリラクゼーションとストレッチであり,ついで筋力の増強を行うことにある。そして,今ひとつの共通原則は,腰椎前弯を減少させるため脊柱の屈曲運動を重視している。
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【カイリエの体操 Cailliet low back exwrcise】
基本的にはWilliamsの体操と類似している。
腰痛の原因は,脊柱の構築性からみた腰椎前弯を伴う不良姿勢とし,その具体的要因を筋力の低下,軟部組織の短縮としている。
したがって体操の目的は,体幹筋強化・軟部組織のストレッチング・骨盤の回旋などを重要視している。臥位の状態で行うだけでなく,座位,立位での体操も大切であると強調し,骨盤傾斜運動,腹筋増強運動,腰対伸張運動,ハムストリングス伸張運動,アキレス腱伸張運動,股屈筋伸張運動,腰椎骨盤リズム体操,側屈運動などに分けている。

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【マッケンジーの腰痛体操 McKenzie low back exwrcise】
脊柱の伸展運動が中心となる。
腰痛症を起こす病因として,座位姿勢,伸展制限,屈曲の頻度の3つの素因を挙げている。この3つの素因に共通していることは,人間が日常行う動作のほとんどが脊柱前屈姿勢であるため,その結果,不良姿勢となり腰痛を引き起こす原因になると述べている。

例えば,事務系の人や学生などは机に向かっている時間が多く,また労働者や主婦は前傾姿勢でいわゆる中腰姿勢をとることが多い。一方,高齢者の人たちは歩くときなどにも脊柱を前屈した姿勢をとっている。このように老若男女を問わず,いろいろの職種の人たちが日常生活のうえで脊柱前屈姿勢をとっていることが姿勢性ストレスを生み,軟部組織の機械的変形をおこすとしている。

McKenzieの成書では,前述のことから機械的原因の腰痛を姿勢性症候群,機能不全症候群,内障症候群と3つの症候群に分類している。治療手技は,脊柱伸展手技,脊柱モビライゼーションとマニュピレーションを多用しているのが特徴である。

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●腰痛体操のまとめ
以上のことより、いずれの腰痛体操にも共通している原則は筋,靭帯・関節包などのリラクセーションとストレッチングであり、ついで筋力の増強を行うことにある。

そして、今ひとつの共通原則は腰椎前弯(腰椎の前弯が増強すると腰仙角が急崚になる。そして腰椎にすべり方向への剪力が働き、これに対抗して傍脊柱筋および靭帯などは過緊張となり腰痛を引き起こしやすくなる。

これは骨盤前傾(回旋)とも密接に関係している。上前腸骨棘と上後腸骨棘を結ぶ棘間線が水平であればすべり力は働かない。ハムストリングスや大殿筋が収縮すると骨盤が後傾し、棘間線も水平となり腰椎前弯も減少する。

この過程に決定的な役割を果たす筋群は腹直筋群である。腹直筋は肋骨弓と恥骨に付着し,骨盤の後傾に最も働きやすい構造となっている。この面からも腹筋の重要性がうかがえる。)を減少させるため脊柱の屈曲運動を重視している。

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