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基礎代謝の測定条件と男女平均


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ダイエットには基礎代謝を上げる!!なんてことも、よく耳にしますよね。

日常的によく耳にする基礎代謝についての基本的なポイントをあげてみたいと思います。



基礎代謝とは?

外部になす仕事がなく、熱平衡が保たれているときのエネルギー放出量のこと。

完全な精神的・肉体的安静状態で、「食べ物を食べた後12~14時間、20~25℃の快適な室温のもとで産生放出されるエネルギー量」で、生命の維持に必要な最小限の量である。

これは、環境温度、性、年齢など諸因子の影響を受ける。



一方、基礎代謝は、体表面積に比例されるとされ、動物種にかかわらず、体表面積1㎡当たり約1000kcalとなる。日本人の基礎代謝量は20歳の男子で約1500kcal/日、女子で約1200kcal/日である。
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1)基礎代謝の意義と測定条件
エネルギー代謝は、食物の消化・吸収、環境温度、身体的・精神的条件によって変化するので、そのような影響を除いた条件における生命維持に必要な覚醒時の最低のエネルギー代謝が基礎代謝(basal metabo1ism,basa1 metabolic rate:BMR)である。



基礎代謝測定の条件

食後12~14時間後の早朝空腹時、仰臥安静状態、室温は20~25℃(着衣の状態で約23℃)で、湿度などが快適な環境、精神的にも安静、薬物を服用せず、前日の過労もなく測定2時間前からは運動しないこと、十分な睡眠をとり30分以上安静に保ち、目を覚ましている状態であることが要求される。



ただし、条件が煩雑なので、軽食2~4時間後、30分の安静を維持した状態での代謝量、安静時代謝量(resting metabolic rate)で代用することが多い(BMRとほとんど差がない)。



エネルギー代謝は基礎代謝を基準にして論じられ、安静代謝や労作代謝も基礎代謝当りで考えられることが多い。



基礎代謝は次に述べるように年齢、体格、病気など下に示す諸因子の影響によって異なるが、個人では一定の値を示し、体表面積当りで表すと個体差もほとんどなくなる。

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基礎代謝量は大型の動物ほど大きいが、体表面積当りで表すと体重20gのマウスから600kgのウマまで、動物のサイズや種類にかかわらずほぼ1000kca1/㎡/dayと等しい。



日本人の基礎代謝量は20歳男子で1300~1500kcal/日、女子で約1200~1300kcal/日である。基礎代謝量にしめる各臓器の代謝の割合は肝、脾、消化器(30%)、骨格筋(25%)、脳、脊髄(18%)、心臓、呼吸筋(16%)、腎(6%)、その他(5%)である。

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