アデノシン3リン酸(ATP)と糖質の代謝をまとめてみた - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

アデノシン3リン酸(ATP)と糖質の代謝をまとめてみた


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私も大嫌いな分野の覚え書き。


すべての細胞活動のエネルギー源はアデノシン3リン酸adenosine triphosphate;ATP である。その分解エネルギーを使って、下記のなどの機能が果たされる。

 ①アミノ酸から蛋白質の合成

 ②細胞膜を通っての物質の輸送

 ③筋収縮

 ④腺の分泌

 ⑤シナプス伝達

 

ATPはアデニンとリボースの3分子のリン酸よりなり末端の2分子のリン酸結合が高エネルギー結合である。ATP末端のリン酸の1分子が解離されると、ATPはアデノシン2リン酸adenosine diphosphate;ADP になる。このとき11,500calのエネルギーが放出されるという。

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解糖とは?

グルコースは小腸で吸収後、門脈を経て肝臓に集められ肝細胞内に入る。



他の単糖類も同様にして肝細胞内に入り、グルコースに転換される。ここで、グルコースはリン酸化されて、グルコース6リン酸(G-6-P)となり、大部分はグリコーゲンに合成される(グリコーゲン生成)。



一部は筋肉に吸収され、そこでもグリコーゲンとして貯蔵される。またグルコースは肝臓・脂肪組織で脂肪に変換されて貯蔵される。



多くの細胞では、吸収後、G-6-Pとして解糖系により無酸素下に分解したり、さらに十分な酸素の存在下ではクエン酸回路(TCA回路)により酸化してエネルギーを発生させ、その結果、水と二酸化炭素ができる。



このエネルギーはATPを主とする形で与えられ、あらゆる生命活動に利用される。しかし、肝臓自身のエネルギー源はアミノ酸の分解産物を酸化することで得ている。



グルコースの分解経路を解糖という。1分子のグルコースは2分子のピルビン酸に分解され、この過程において2分子のATPが産生される。解糖の反応は無酸素的条件anaerobic においても進行し、ピルビン酸は乳酸になって終わる。




上記の解糖はアデノシン3リン酸ATPの量が少ないのに対し、TCA回路では多くのATPが出きるとう特徴があります。基本的には、人は呼吸で得られる酸素を使って、TCA回路でATPを作っているというわけになる。

 

TCA回路

酸素の供給が十分である無酸素的条件anaerobic 、ピルビン酸はアセチルCoAを経てオキサロ酢酸とともにクエン酸をつくり、サイクル反応が進行する。このくり返される一連の化学反応をtricarboxylic acid cycle,TCA回路という。このサイクル反応は、

 ①ミトコンドリア内で起こる酸化反応(電子が失われる)である。

 ②aerobic の条件ではグルコース1分子が酸化されるとき、解糖系と合わせて38分子のATPが産生される。

 ③アミノ基転移反応によって各種のアミノ酸と相互に変換される。

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