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環境温度変化による熱放散とふるえ・皮膚血流の変動による熱産生


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前回に引き続いて、体温調整における熱の生産がどのように行われるかっていうことを、書いていこうかと思います。

これも看護師さんも超重要箇所ですよ!!

熱産生とは?

安静時の基礎熱産生は、主に脳および胸腹腔内臓器で行われる。仕事および運動時にはその強さに応じて筋による熱産生が増加する。
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寒冷刺激にたいする熱産生

寒冷刺激などに見られる熱産生の増加は、ふるえと非ふるえにより行われる。


ふるえによる熱産生は骨格筋の収縮の繰り返しによる熱産生であり、運動神経を介して調節される。


非ふるえ熱産生は、肝臓などの臓器での熱産生増加であり、主にノルアドレナリンにより液性に調節される。

熱産生はその他、筋緊張増加、基礎熱産生量増加、たとえば甲状腺機能亢進症などの各種疾患、特異力学的作用などで亢進する。

特異力学的作用は、食物摂取後に代謝が亢進しはじめ、2~3時間後に最大に達する反応であり、蛋白摂取後とくにこの反応が強い。肝における脱アミノ基反応に伴う熱産生増加である。


 

環境温と熱放散の様式

裸のヒトでは室温約29℃より発汗がはじまり、蒸発による熱放散量が増加する。


29℃までは不感蒸発が行われる。室温36℃では平均皮膚温と室温が等しくなり、放射と伝導・対流による熱放散は0となる。室温36℃以上では発汗による水分の蒸発が唯一の熱放散方法となる。



 

皮膚温と皮膚血流について

皮膚温は皮膚血流に大きく左右される。環境温が上昇すると皮膚血流が上昇し、こ
れにより皮膚温が上昇する。



温度刺激により皮膚血流の増減の程度は部位により異なる。

皮膚温変動の少ない体幹部では、血流量は寒冷時と暑熱時に数倍であるのに対し、皮膚温変動の大きい手指や足指では、血流量は数十倍まで変化しうる。



このことは、熱放散が暑熱環境で増加し、寒冷環境で低下するための調節に体幹部に比較して四肢抹消部が、より重要な役割をはたしていることを示している。


同ですか、理解されていましたか?

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