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尾状核/被殻/淡蒼球(線状体・レンズ核)から大脳辺縁系の機能と構造を学ぶ[解剖学]


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[横断面からみる大脳辺縁系と基底核と内包の構造]で大脳基底角についてちょっとだけ触れましたが、今回は線状体(尾状核と線状体)、レンズ核(被殻と淡蒼球)、前障、黒質等にもちょっと触れながら大脳基底核について復習したいと思います。


 

大脳基底核とは?

大脳基底核とは、大脳皮質の内側の大脳半球の深部に位置する,主として神経線維からできている白質内に存在する神経細胞群のこと。


一般的には尾状核・被殻・淡蒼球・扁桃体を指すが、黒質・視床下核(ルイ小体)・赤核・前障などまで含める場合がある。しかし,現在は扁桃体は大脳辺縁系と考えられており、大脳基底核には含まない。

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また、尾状核と被殻を合わせて線条体といい,被殻と淡蒼球を合わせてレンズ核という。
レンズ核に前障を含めることもあり,前障と淡蒼球を旧線条体といい,尾状核と被殻を新線条体という。image002

大脳基底核の構造

image006①線条体(尾状核・被殻)
線条体は,大脳基底核の中で最大の核である。
尾状核は,側脳室の周りにある「つ」の字形の核で,前端は膨らんだ尾状核頭をなし,これに続いて体と尾をもつ。


②レンズ核(被殻・淡蒼球)
尾状核と視床からみると,内包を挟んで外側に位置し,内側の淡蒼球(被殻の内側)と外側の被殻に区分
                         される。淡蒼球は有髄線維に富むため,やや白色味  
                         を帯びる。

image008
③前障

外包の外側,島の深側に位置する。被殻の一部が白質で分けられたもので,この白質を外包という。さらに前障と皮質との間の白質部分を最外包という。

④黒質
肉眼的に黒い色調をもつ中脳腹側の凸レンズ状の核である。この色調はメラニン顆粒を含むニューロンの存在による。メラニン含有細胞の集まる緻密部と,それ以外の部分である網様部に分けられる。緻密部は,ドパミンを神経伝達物質とするニューロンであり,線条体全体に広く線維を送っている。

⑤視床下核
ルイ小体ともいう。黒質の吻側端と視床尾側腹側との間に凸レンズ状に存在する,比較的小さな核である。

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