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大脳基底核の役割と入力・出力線維を簡単にまとめてみた


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大脳基底核の種類と構造を尾状核/被殻/淡蒼球(線状体・レンズ核)から大脳辺縁系の機能と構造の記事にて復習しました。

ここでは、それら大脳基底核に入っていく、または出ていく繊維にちょっとだけ触れ、その役割・機能について触れてみます。ほんとにちょっとだけなので、神経内科学、生理学的に医学部、PTOTさんに関してはこれでは不十分です、多分。

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大脳基底核の線維連絡について

大脳基底核は大脳皮質と視床から入力を受け,基底核内での情報処理後,視床と脳幹へ出力しています。

image006入力部:
尾状核と被殻(線条体)で、広範な大脳皮質や視床随板内核からの入力の他,脳幹からのセロトニンや黒質からのドーパミンの入力も受ける。

出力部:
淡蒼球内節と黒質網様部で,淡蒼球外節・黒質緻密部・視床下核が基底核間の線維連絡を担う。


①大脳基底核の入力線維

a.皮質線条体投射:グルタミン酸が伝達物質。
b.視床線条体投射:興奮性線維により構成される。
c.縫線核線条体投射:中脳の背側縫線核からのセロトニン性線維からなる。

大脳基底核

②基底核間連絡線維(線条体への入力)

a.線条体淡蒼球投射・線条体黒質投射:
伝達物質は、P物質と抑制性伝達物質のGABAである。


b.黒質線条体投射:
黒質緻密部から線条体へのドーパミン性投射。ドーパミン受容体の種類により興奮と抑制の両方の作用が出現。


c.淡蒼球視床下核投射・視床下核淡蒼球投射:
視床下核は抑制性投射が優勢な基底核群の中で、唯一グルタミン酸を伝達物質とする興奮性細胞より構成される。

また、淡蒼球外節からの抑制性GABAを受け,興奮性出力を淡蒼球内・外節と黒質網様部へ送る。


③大脳基底核の出力線維

基底核出力部である淡蒼球内節と黒質網様部は,視床と中脳へ出力する。GABAを伝達物質とする。

a.淡蒼球視床投射:
淡蒼球内節から視床外側腹側核,前腹側核を介し,大脳皮質運動前野を中心に投射する。


b.黒質視床投射:
黒質網様体から視床内側腹側核投射し,前頭前野へと情報を送る。

 

kiteikakusennirennraku

④大脳基底核の直接経路と間接経路

直接路では,新線条体出力細胞が興奮することにより,標的部位にに脱抑制をもたらせる。
間接路を介する作用は抑制となる。

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