中耳の構造は、ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨を中心に覚えるのがコツ - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

中耳の構造は、ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨を中心に覚えるのがコツ


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耳の解剖学をやってきましたが、ここからはPTOT国家試験レベルの内容も含まれます。細かい所からコツコツと!



529px-Trommelfell

 

a:鼓膜
b:ツチ骨
c:キヌタ骨
d:アブミ骨
e:中耳

(wikipedeliaから引用:鼓膜 - Wikipedia

 

 

 

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鼓室は幅の狭い背の高い腔であって、その外側壁には鼓膜がはめ込まれている。

鼓室は前方へは耳管に続いていくが、後ろでは鼓室の上部では乳突洞という丸みのある腔へ開いているが、この洞は無数の小さな腔すなわち乳突蜂巣と通じている。


耳小骨は音波によって起こされる鼓膜の振動をさらに内耳へ伝える。

 

3つの耳小骨


ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨は鼓膜とともに伝音装置を構成している。


ツチ骨柄は鼓膜にしっかり固定されており、ツチ骨頚を介してツチ骨頭とつながっている。ツチ骨頭には鞍状の関節面があって、これにキヌタ骨体が重なっている。



キヌタ骨の長脚からは豆状突起が直角に出ており、これにはアブミ骨頭のための関節面がある。

覚え方としては、鼓膜→ツチ骨→キヌタ骨→アブミ骨の順なので、鼓膜とツキアっている、とおぼえます。


アブミ骨底は前庭窓の蓋をしており、その縁はアブミ骨輪状靭帯によって固定されている。


【耳小骨靭帯】
鼓室壁とつながりのある幾つかの耳小骨靭帯が、耳小骨をそれぞれの位置に保っている。

 

ツチ骨とキヌタ骨は曲折テコの運動を行い、アブミ骨は蝶番運動(傾斜運動)を行う。アブミ骨底は内耳の液(外リンパ)に振動を伝達する。



【鼓膜の壁】
鼓室の上壁は、すなわち室蓋壁は比較的薄く、側頭骨錐体の前面に接している。



鼓室の内側壁=迷路壁は内耳から鼓室を分けている。
内側壁には内耳に通じる2つの開口があり、卵円形の前庭窓と正円形の蝸牛窓があって内耳に通じている。

 

前庭窓にはアブミ骨がついて、その底板でもって前庭窓を閉ざしている。蝸牛窓は第二鼓膜によって閉ざされている。


迷路壁の中央部の膨隆は岬角といわれ、蝸牛の基底回転によって生じる。

岬角溝という分岐した溝のなかには、鼓室神経(舌咽神経から出る)、内頚動脈神経叢の交感線維および顔面神経の交通枝からつくられる鼓室神経叢がみられる。腹側では岬角は鼓室蜂巣と境を接している。

 

鼓室を内張りし、耳小骨を覆っている粘膜は種々のヒダをつくっている。なかでも前ツチ骨ヒダと後ツチ骨ヒダは鼓索神経を包んでいる。

これらのヒダは幾つかの粘膜陥凹をつくっている。感染の際も臨床的に意義のあるものは上鼓膜陥凹であって、これはプルサーク腔ともいわれ鼓膜の弛緩部とツチ骨頚の間にある。

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