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超皮質性感覚性失語の症状/特徴/定義と評価/リハビリ(対応/対処・アプローチ)


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超皮質性感覚性失語(transcortical sensory aphasia)の定義と特徴


超皮質性感覚性失語とは、流暢な発話、理解障害、良好な復唱に特徴付けられる失語症である。
自発話は流暢であるが、かつ語困難の為に中断することがあるほか、迂遠な言い回しも見られる。一般的に語性錯語が主体であるが、音韻性錯語が見られる場合もある。内容は状況にそぐわないことが多く、空疎な発話となることもある。

話し言葉の理解障害は重度であり、語レベルでの障害が明らかなものとする考え方がある一方、ウェルニッケ失語よりも軽くても良いと言う立場もある。

復唱は良好もしくは完璧に近く、無意味音節や外国語、あるいは意味の通らない文章でも副賞は可能なことが多い。

呼称は障害が明らかである。読みは音読は可能であるが、呼んだ単語や文章の理科は話し言葉の理解と同様に障害されている。書字については、ウェルニッケと同様にここの文字はかけても意味のある単語や文章をかけないことが多い。
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超皮質性感覚性失語の特徴


1.発話の障害:流暢、錯語、喚語困難、空疎な発話
2.聴覚的理解の障害:語・文のレベルで理解の障害がある
3.復唱障害:良好、完璧な場合も多い
4.呼称障害:障害
5.読み:音読は比較的良好、読解は不良
6.書字:ここの文字が保たれた理解不能な書字、または不能


超皮質性感覚性失語(transcortical sensory aphasia)の障害病巣


古典的には側頭-後頭葉移行部、側頭葉、頭頂葉などが指摘されているが、近年、前頭葉病巣が指摘されており、見解は多彩である。

古くは側頭・頭頂・後頭葉接合部、角回顆部付近とブロードマンのエリア37が指摘されてきた
前頭葉病巣では、中・下前頭回後半部の皮質・皮質下にあるものが多く、ブローカ領域の一部または全部を含むが、中心前回は保存されているという報告がある。前頭葉白質を中心とする病変例もある。ここで注目すべきは、いずうれも超皮質運動失語を生じる部位とオーバーラップしていることである。すなわち、どちらも起こりうるということである。

超皮質性感覚性失語(transcortical sensory aphasia)の評価テスト


初期評価としては「標準失語検査」、「WAB失語症検査」を行う。実施頻度としては、回復期には1~2ヶ月程度の間隔で行うことが望ましい。
言語療法士だけでなく、理学・作業療法士も画像や既往などの医療情報だけでなく、家族構成から教育歴、職業や病前の言語・生活習慣を聴取する。

あまり表に出てこない内容であるが、知能指数(IQ)が著しく低い人間も一般に想像されている以上の割合が存在していることも念頭におく必要がある。つまり、社会生活を営むことに支障をきたすということであり、『仕事が長続きしない』や『ある程度の年齢にも関わらずアルバイトで生計を経てている』という方が多い。


臨床的な超皮質性感覚性失語の問題点とリハビリテーション(対応/対処・アプローチ)


基本的にはそれぞれの失語症単独でのアプローチではなく、『失語症全般』として言語聴覚士を中心にリハビリテーションを行っていくことが望ましい。
失語症のリハビリテーションは、周囲の人間と社会のコミュニケーションを向上させることを目的とし、医療スタッフだけでなく家族や知人への指導も必須となる。

失語症の急性期の対応

言語聴覚士を中心に、どのような言語側面が障害、または保存されているかを確認し、コミュニケーションの可能性を探る。言語的・非言語的な表現を行い状況を伝え、表出できない場合もあるので、「はい/いいえ」で答えられる程度の質問や全部の平仮名を書いた用紙を用意しておくことも良い。(大きな文字が望ましい)

失語症の言語療法問題点とリハビリテーション(対応/対処・アプローチ)


患者さんの状態にもよるが、急性期を脱して基本的にある程度の座位保持が可能になってから、訓練室に来室できるようになってから行われる(法律的にも個室)。(嚥下についてはベッドサイドで行われることも多い。)

前述したブローカ失語の評価での家族構成から教育歴、職業や病前の言語・生活習慣を聴取より、総合的な訓練を他の医療従事者と進める。また、言語療法としての集団訓練は、コミュニケーション能力を高め、応用する機会となるので積極的に行う。

失語を含めた言語障害は、1ヶ月から3ヶ月の間の改善率が高いが、それ1ヶ月以降に残存する失語の完治は難しく、復職や社会生活を営むにあたり支障が出る場合が多い。その場合は、言語訓練に固執・執着せず、医師やソーシャルワーカーとともにQOLの向上へと方向転換することも重要である。

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2017-10-18 19:12 from -

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