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瞳孔括約筋と散大筋による瞳孔の調整と毛様体筋による遠近調節の仕組み


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瞳孔の調節

瞳孔括約筋と瞳孔散大筋は平滑筋で虹彩にあり、瞳孔の収縮と拡大を行う。
交感神経および副交感神経によって支配される。
    


●瞳孔縮小が起こる場合
光反射(瞳孔反射)
近くを見る時(光量を調節し、球面の収差を除いて焦点深度を増す)、安静時

●瞳孔散大が起こる場合
痛覚刺激や精神的刺激(驚いた時)におこる⇒交感神経の興奮したとき

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対光反射とは?

眼に光を当てると瞳孔の縮小が起こるが、光を当てた側と反対側も同時に縮瞳する。いずれも反射によるもので、光を当てた側のものを直接対光反射、反対側のものを間接対光反射という。

経路:網膜からの刺激→視神経→視交叉→視索→上丘付近にある視蓋前域→両側のエディンガー・ウェストファール核(EW核:動眼神経副交感神経核)→動眼神経→毛様体神経節→短毛様体神経→瞳孔括約筋

 

輻輳反射とは?

近くの物を見ようとすると寄り眼(輻輳)が起こる。

これは内側直筋が働くためであるが、同時に水晶体は厚くなり(毛様体筋が収縮→屈折性増加)、縮瞳(水晶体の中心に光を通すため)が起こる。このような反応を調節反射あるいは輻輳反射という。



【視力】

視力とは視覚の分離能のことである。光感覚の閾値ではない。すなわち、どのくらい小さな点が見えるのではなく。どのくらい接近した2点を区別できる能力である

image021【視野の範囲】
鼻側:60°
耳側:104°
上方:60°
下方:70°

 

 

 

 

 

 

遠近調節の仕組み

image023

①近いところを視る時
毛様体筋が弛緩→毛様小体が緊張→水晶体伸展→屈折力減少image026

 

②遠いところを視る時
毛様体筋が収縮→毛様小体が弛緩→水晶体は弾性で厚さ増加→屈折力増加

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【屈折異常】
1 近視
近くは見えるが,遠方の物体の像が網膜手前に結像するためによくみえない状態である。眼軸
が長い場合が多い.凹レンズで矯正する。


2 遠視
遠方の物体かちの平行光線による像が網膜の背後に結像する状態をいう。近い物体の像はよ
り背後に結像するのですべての像がぼやけて見える。ある程度は調節力で補えるが毛様体筋の
緊張で疲労が起こりやすい。眼軸が短かすぎるか、水晶体の屈折力不足による.矯正は凸レンズによる、


3 乱視
平行光線がどこにも緒像しない屈折異常である。正乱視は角膜の曲率が水平方向と垂直方向で著
しく異なる場合で,円柱レンズで矯正される。また角膜表面に凹凸があって起こるものは不正乱視
と呼ばれコンタクトレンズで矯正される。


4 老眼
加齢によって水晶体の屈折力が減少し,調節力が低下した状態である。水晶体は加齢とともに弾性が滅少し,その為毛様体筋が収縮しても水晶体が十分に厚くならなくなる。40または50歳代では読書時に不自由を感じる。凸レンズの眼鏡で調節力が補われる.遠視と違い遠方は眼鏡なしでも見える。 

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