皮膚の構造と機能を表皮、真皮、皮下組織別のまとめ[生理学/解剖学] - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

皮膚の構造と機能を表皮、真皮、皮下組織別のまとめ[生理学/解剖学]


スポンサードリンク

以外に無視されがちな皮膚の知識。
物理療法だけでなく、ん~~、これは体内の問題ではなく皮膚や受容器の障害かなーなんてとこまで私は考えるので、臨床でも結構重要視しています。

スポンサードリンク

皮膚の生理学


1)皮膚の構造
外皮は皮膚とこれに付属する毛、爪などの角質器と、脂腺、汗腺などの皮膚腺、知覚神経終末からなる。

皮膚は、最表層の角化した表皮、膠原線維と弾性線維に富んだ結合組織からなる真皮、脂肪組織の豊富な皮下組織の3層からなる。

 

①表皮の構造と生理学
皮膚の最表層で角質層、淡明層、顆粒層、有棘層、基底層がある。

角質層は角化した数層の扁平細胞からなる。角化した細胞は剥落していくため基底層の細胞が常に増殖し補っている。

角化した細胞はケラチンで満たされていて、これが皮膚の保護作用に重要な役割を持つ。

有棘層と基底層を合わせて胚芽層と呼ばれ、上皮細胞の新生を行う。

基底層にはメラニン細胞がある。紫外線を吸収する。

jin041 
gooヘルスケアより引用

②真皮の構造と生理学
真皮は膠原細胞(コラーゲン)と弾性線維に富む強靭な結合組織である。

真皮乳頭は表皮に突出している。

毛細血管が入り込んだものを血管乳頭、皮膚の触覚を伝えるマイスナー触覚小体を含むものを神経乳頭という。

リンパ球やマクロファージなどの免疫細胞、感覚受容器や神経終末、血管やリンパ管、毛根、立毛筋、汗腺、皮脂腺などがある。


③皮下組織の構造と生理学
皮下組織は多量の脂肪細胞を含む疎性結合組織からなる。

体幹の皮下組織の脂肪は貯蔵脂肪として働き、栄養状態によりその量が著しく変化する。

皮下組織には太い血管や神経幹、多数の神経終末が存在する。


2)皮膚腺
皮膚腺には汗腺、脂腺、耳道腺、乳腺がある。

汗腺にはアポクリン腺(大汗腺)とエクリン腺(小汗腺)がある。

アポクリン腺(大汗腺)は眼瞼、外耳道、腋窩。乳輪、陰部にある。臭気のある汗を分泌する。


エクリン腺(小汗腺)は全身の皮膚に分布する。水分の多い汗を分泌し体温調節、体温放散を行う。


エクリン腺はコリン作動性の交感神経によって、アポクリン腺はアドレナリン作動性の交感神経によって支配されており、これらの交感神経が活動すると発汗が起こる。


脂腺は毛包に付随しており、顔面と頭皮に最も多い。皮脂は皮膚表面を滑らかにし、水分の蒸発を防ぐほか、抗菌作用に役立つ。


皮脂は常に分泌されているが、立毛筋の収縮時には毛包から絞り出されるようにして分泌される。

スポンサードリンク

コメント
非公開コメント


にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへブログ王へ

トラックバック
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+ All Rights Reserved.
当ブログの広告・免責事項について Creative Commons License
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License