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抗体(免疫グロブリン)の働きと分類


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抗体とは、リンパ球のうちB細胞の産生する糖タンパク分子で、特定のタンパク質などの分子(抗原)を認識して結合する働きをもつ。


抗体は主に血液中や体液中に存在し、例えば、体内に侵入してきた細菌・ウイルスなどの微生物や、微生物に感染した細胞を抗原として認識して結合する。


抗体が抗原へ結合すると、その抗原と抗体の複合体を白血球やマクロファージといった食細胞が認識・貪食して体内から除去するように働いたり、リンパ球などの免疫細胞が結合して免疫反応を引き起こしたりする

抗体 - Wikipediaより引用

 

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抗原に対し、抗体とは生体内に産生される物質のことです。

通常、抗体といえば液性抗体を意味することが多く、抗原に反応して生体内でつくられる糖蛋白質で、抗原に結合して、抗原を変性・代謝しやすいようにする。



血清中に糖蛋白質として、Bリンパ球、形質細胞によって産生される。
=免疫反応による生体防御の主役である。(形質細胞とは、Bリンパ球から派生したもの)
これは免疫グロブリンImmunoglobulin  略称Ig:アイジーと読む)といい5種類がある。

 

IgG

すべての免疫グロブリンと抗体のおよそ1/3を占め、血清中で最も多量にあり最も重要なIgである。
主に形質細胞で産生され、個々の免疫グロブリンとして胎盤を介して胎児の体循環中に移行する。

IgGが欠乏すると無ガンマーグロブリン血症とよばれ、細菌感染に対して抵抗が弱まる。

IgD

血中にほとんど存在せず、機能は不明な点が多い。

IgM

免疫反応で最初に産生されるIgで、大免疫グロブリンIgMは、異種蛋白に付着し、補体因子の助けによって異種蛋白を破壊する。

IgA

分泌型Igで、主として分泌物の中にみられ、消化管内、乳汁内に分泌される。

乳児は生後約6ヶ月間は自分で抗体を合成できないので、母親からもらうIgA抗体は重要である。(分娩後の初乳には多量に含まれている)

IgE

体のアナフィラキシーとアレルギー反応に対して密接な関係がある。

分子構造が他のものとは違い、重鎖が長く、長い重鎖で組織内の肥満細胞とあらかじめ結合しており、侵入してきた抗原がこのIgE抗体を結合することによって肥満細胞は脱顆粒現象を起こし、種々のケミカルメディエーター(ヒスタミンなど)を放出し、炎症を引き起こす。


つまり、生体に対して悪い方向に作用することが多いため、少ない方がよい。(寄生虫感染に対しては有効な働きをする。)

IgE

すべての免疫グロブリンの中で最も低濃度である。  

免疫グロブリン 機能 血中濃度
IgG

補帯結合

12100
IgA 外分泌(涙)などに含まれて局所保 2600
IgM

補体結合

930
IgD

Bリンパ球の抗原認識

23
IgE 好酸基球および肥満細胞からヒスタミン遊離 0.5

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