回復期リハ、365日リハビリは患者にとっても従業員にとってもいらない。給料5万カットなんてザラだ、加算なんてもってのほか - +医療従事者と患者の広場+ ~看護師や作業/理学療法士etcの国家試験/解答速報、病気/怪我の治し方まで+

回復期リハ、365日リハビリは患者にとっても従業員にとってもいらない。給料5万カットなんてザラだ、加算なんてもってのほか


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タイトルのまんまです。不要だと思っています。

それは入院している患者さんにとっても、病院で働くサラリーマンにとってもデメリットが多すぎるということ。

 

早期リハビリして医療費削減、介護保険へ移行は完全に失敗

前回の記事(急性期・回復期のリハビリはPT/OTが患者さんの状態を悪化させている)の相関関係がありますので、お時間があればどうぞ。

 

実際のところ、早い段階でリハビリをすればそれだけ効果があるということ自体、私は誤りだと思っています。


野球選手でも合宿といいながら休んでいるでしょう。
人間、状態を良くするには休息が必要なんです。


早くリハビリすればそれだけ早く良くなって在宅復帰できる。
結果、医療費が削減できる。

それでもリハビリが必要なら介護保険を使いましょう!
なんてのが現在の流れですが、介護保険自体が在宅に帰れない、高齢者を増やしている根源なのは承知の通りです。

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医療業界がこの流れなので、多くの大病院が取り入れていますが、そこで働いている社員の方、どうですか?

仕事は満足ですか?
逆にプライベートで支障が出ていませんか?

 

 

従業員としてのデメリットはあるけど、メリットはない

日曜日、祝日に営業をする病院がわんさか増えてきました。

土日、祝日なくリハビリテーションができる環境が整ってきたと喜んでいる方も多いと思いますが、そこで働く人間としては一切、連休が取れなくなったという労働状況になっています。



家族サービスができなくなって肩身が狭い、お盆や正月も帰郷できないなど、以前では聞かれなかった事が同業種で頻繁に聞かれるようになりました。


サービス業の方からすると、ただの甘えなのかもしれませんが、患者さんの立場、従業員の立場の両方から見ても、あまりメリットはありません。

 

加算はクリニック・診療所や末端の医療施設に当てるもの

1日何単位のリハビリを行うのか。リハビリの休日はあるのかなどが重要になる。最近の回復期リハビリテーション病院では、土日祝日休みなしのリハビリを行い、早期社会復帰を目指している。

回復期リハビリテーション病棟では患者1人に対し1日に9単位までリハビリテーションを行える。つまりは1単位が20分である事より、最大180分(3時間)までリハビリテーションを実施できる。

病院の施設基準や人員配置、疾患等によって異なるが、各加算等を除き1単位 (20分)80点から245点である(1点=10円)。昨今の改正により、回復期リハビリテーション病棟入院料については入院患者の自宅復帰率や重症患者受け入れ率により区分(回復期リハビリテーション病棟入院料1,2)があるものの、実質引き上げとなり一定の評価を受けている。

また365日リハビリテーションを実施する事や、患者1人に対し6単位以上の充実したリハビリテーションを実施する事が評価され、点数が加算される事となった。

引用:回復期リハビリテーション - Wikipedia

実際、回復期リハなんかを行っているのは基本的に大きな病院です。

大病院の場合、法律が改正されても従業員増員なんかしなくても、診療報酬が下がるだけで、新しくスタッフを雇うなんて小細工もほとんどの場合必要がない

逆に、勤務している病院が業務縮小という選択肢をとった場合、首を切る方向に持っていかれるってこともある。いや、実際に身近にあった。

知人は、法改正で月給5万カット。
もちろん、全員が退職した。
そんな状況も生んでいるのはあまり知られていないだろう。

 

そんな大きな病院優位の加算を設けると、大多数の弱小クリニックなんかは大打撃なわけです。

法改正で施設基準の変更、従業員の確保を余儀なくされるのは、その弱小クリニックだからです。

 

ですので、加算を与えるのは医療の大多数を占める弱小診療所を対象にしたものでなければ、根本的に医療費は削減できないし、従業員の満足度も上がらないし、患者さんも良くならないっていうデメリットパラダイスなわけです。

 

まとめ

そんな弱小診療所勤務の私ですが、PT自体が中間管理職みたいなポジションで、そのなかの中間管理職的立ち位置の方は、ホントきついと思います。

 

まあ、利点や欠点なんて、その時とその立場によって変わってくるので、今後はどうなるのかは分かりませんが。

 

恐ろしいのは介護保険ですね。

ケアマネを筆頭に、10年前の介護業界のPTの給料はすさまじかったけど、この落ち幅もすさまじい。

どの業界も厳しいって痛感。
痛感してるだけで動かなきゃ失敗する。

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