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記憶の構成要素と構造要素としての短期記憶・長期記憶


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記憶はあらゆる精神現象の基本となる作用であり、知覚や表象をはじめ見当識・感情・意欲なども記憶との関連において成立します。

記憶のない精神は過去も未来ない単なる各瞬間の体験や感覚印象の集まりに過ぎないません。今日は、その構成と構造についてちょっとだけ触れて見ます。

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記憶の構成

①記銘:知覚や体験したことを心に刻印すること。
②把持:記銘した記憶痕跡を持ち続けること。
③追想(想起):時に応じて記憶素材を意識の上に再生すること。
④再認:追想された記憶素材が間違っていないことを確認すること。

 

記憶の構造

記憶は『短期記憶』『長期記憶』からなっている。

下記の図で感覚貯蔵というのは、われわれの意識にのぼる以前の感覚レベルの貯蔵のことである。

我々は感覚器を通じて入ってくる外界の刺激に絶えず注意をむけているわけではないが、感覚入力は常に入ってくる。意識にのぼらない(注意にのぼらなかった)刺激は、きわめて短い期間、感覚貯蔵に留まるが1秒以内に消失してしまう。

外界からの刺激の中で注意のむけられたものは、短期記憶にとりこまれ記銘しやすいようにコード化される。

短期記憶に情報を留めておくためには、その情報を繰り返し頭のなかで唱える(リハーサル)をしないと15~20秒で忘却されてしまう。

 

情報を意味を考えたり連想を活用しながらリハーサルすると情報は短期記憶から長期記憶へ転送される。これが記憶の固定の過程である。

 

長期記憶に入った情報は、すでにその人がもっている知識と結合され永く記憶に留まる。


下記の図で長期記憶から短期記憶に左向きの矢印があるのは、たとえば情報を検索する場合、短期記憶を探して見つからなかった時に長期記憶に転送されているかもしれないというわけで長期記憶を探す。

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また、極めて短期間、意識に留まっている記憶を一次記憶、意識から消えてしまっているが必要とあれば思い出せる記憶を二次記憶と呼んで区別した。一次記憶は短期記憶に相当し、二次記憶は長期記憶に相当する。

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