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発達期における乳児期における臨床心理学と発達


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最近、精神や心理に興味がわいてきて、授業のノートとかを見直していました。成人における発達や人格形成もこの辺が大きく関わっているなぁ、と思う次第です。

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新生児期と乳児期の期間はいつからいつまで?

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新生時期(生後1ヶ月)を含む1カ年間を乳児期という。この時期は人間としてはもっとも未熟な時期であるが、発達変化の最も速い時期である。

12ヶ月の間に体重で約3倍、身長でやく1.5倍の大きさに発育し、5~6ヶ月以後は能動的に身体を移動したり物をつかんだりするようになりやがてひとり歩きが出来るようになる。

 

乳児期の精神機能と言語の発達

精神機能の面でも前半はきわめて未熟で未分化な状態にあるが、視覚・聴覚などの感覚機能発達を基礎にして後半からは記憶力が芽生え、模倣行動や片言などの言語活動も現れてくる。

また周囲の人やものとの交渉を通じて、自分からの働きかけによる結果の予測、目的と手段の関係の理解などが出来るようになる。

 

乳児の社会性の発達

社会性についても、始めは受動的で大人があやすと喜ぶが、記憶力の付いてくる5~6ヶ月頃からは特定の人(母親)と他人とを区別し、人見知りをするようになり、やがて積極的に自分の方から依存的な要求をするようになる。

乳児期の終わり頃になると、おとなの意見を理解して「禁止」や「ちょうだい」に反応するなど大人との相互交渉が可能となる。

一方、仲間にも関心を示し、他の子どもの中にいることをよろこぶが、遊びは単独遊戯や並行(並行=並んで進む)遊戯が多い。

 

感情の表れに影響する因子

情緒も誕生直後は身分かで興奮しているかどうかぐらいしか見分けられないが、やがて快・不快がはっきりと区別できるようになり、更に怒り、恐れ、得意、同情、嫉妬、よろこびなどの情緒が分化してくる。

また、情緒の発生をもたらす状況についても、最初の頃は生体内部の生理的刺激によって生じることが多いが、次第に外部からの刺激におうじて生じることが多くなってくる。


これらの発達的変化は、成熟的要因によるところが大きいが、環境的要因も強く影響するのであり、乳幼児期はその影響のもっとも大きい時期である。

例えば、まわりの刺激、特に人との接触の少ない環境の中で育った乳児は情緒発達や言語発達に遅れがみられること、特定の人による断続的な世話を受けることの出来ない乳児は人見知りをしなかったり、精神発達が遅延したりするなどホスピタリズム現象の生ずることが知られている。

あやすと笑うという社会的微笑なども人々との接触が蜜であれば多く見られるようになる。

また、母子の共感関係や乳児の母親に対する愛着行動の形成も母親が養育活動の中で乳児の欲求に十分に応えてやることによって深められていくのである。このように乳児期は母親(または代理人)との関係がもっとも重要な意味をもつじきである。


ホスピタリズム…子どもが家庭から離れて乳児院、養護施設、病院などで集団的に養護される時に生ずる発達障害を総称して言う。

愛着行動…人間や動物の子どもが特定の大人や親との間で形成する相互的な情緒的結びつきを愛着という。

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