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筋硬結治療に役立つように、筋スパズムとの違いを比較する


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久しぶりのブログの更新になります、さすらいの理学療法士でございます。


新しい職場で働き始めて1ヵ月が過ぎ、ボチボチ慣れてきました。

それはそれで、やり甲斐がなくなったと言うような部分もありますが、別の方向性を見出したというか、明確になった部分があるもで、これはこれで幸せかな、と。

その点、今の環境はほぼストレスフリーなので、後は自分の考え方次第かな~と思っています。

近況や胡散臭いことしていた前職場の●●事件とかから知っておくべきリスク管理とか、見出したことなんかの雑談話は、おいおい書いていこうかと思っています。

 

さて、余談はさて置いて何を書こうかな~と思っていましたが、原点に戻ってみましょう。

今回は痛みについて。なんですが、事前知識もいると思うので個人的なおさらいです。

 

 

なぜ、こんなんを今更かっていうと、もう現在はリハビリっちゅうものを求められているわけではなくて、マッサージを求められているっていう環境で。。><  

もうね、利用者呼ぶ時に「マッサージしましょうか~♪」っていうのは、すいません。マッサージもPT業務内なわけですが、なんだかプロ意識が、、って思っちゃいますわ。

 

で、原点を振り返るみたいな流れです。上で遣り甲斐うんぬんって言ったのは、このような理由から。

今日は余談的内容で結構ややこしいので、筋肉マニアかマッサージ関連、筋肉に興味のあるPTOT、整形外科医さんなど、興味のある方はご覧ください。アタマが混乱すること間違いないですYO!

 

豆知識は付くと思うので、ざーっと読み流してもらうのもいいかもしれません。

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今日のテーマは痛み!なんですが予備知識が必要でして

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学生時代から現在に至るまで、理学療法士としてのテーマは以下になります。

  1. 痛みについて
  2. バランスについて

 

そう、分かる方は分かると思いますが、両者とも非常に広くて難しい部分です。現代医学が発達したといっても、全く太刀打ちができない・治せないところじゃないでしょうか?

この辺で現役の開業医とPTと言い合いましたが、教科書どおりの返答だけを求めているだけの私を、残念ながら私を納得させることができませんでした。つまりは、そのほとんど99.9%解明できていないからでしょう。

と、深く勉強するとありえない量になってしまうので、教科書上の理論を交えながらサラッといってみますよ。

 

痛みを語る上で、この辺をはずしては話せないので、昔の記事ですが読んでください。

筋スパズム?肩凝り?その定義は?症状ってどんなの?

 

 

筋浮腫と筋硬結ってなに?どんな症状なの?

いわゆる肩こりって言われているのが筋スパズムということらしいですが、有名なマッサージの先生曰く、『マッサージでは凝り・スパズムをなくすことはできず、臨床的には無意味で治せない』っていう類のことを仰っていました。

 

上記の過去記事に書いてありますが、簡単に流れを説明すると筋スパズムの中に筋浮腫があって、その中に筋硬結(筋ゲル・芯)というものがあります。この辺もあまり知られていないっていうくらいの内容かな?

 

筋硬結(筋ゲル・芯)がどんなのか分からないので要点まとめ

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生理学や色んな書籍の本の一部を自分でまとめたものが出てきたので、それを載せます。文章の前後がないので分かりにくい部分も多数あると思います。

 

筋スパズムはこのようなメカニズムで発生するといわれています。

痛みによる逃避反射
    ↓
筋緊張亢進(急性・慢性スパズム)
    ↓循環障害を招き
   筋浮腫 (重力が影響するむくみ)
    ↓
筋硬結(筋ゲル・芯)(重力が影響しない)

 

筋硬結(筋ゲル・芯)について

筋硬結は、収縮痛、伸張痛、短縮痛、圧痛があり、炎症後プロセスが途中で止まった状態と言われています。※1

 

筋硬結や筋硬化・筋軟化がなくならないと、二次的な筋スパズムや筋硬結の前段階の筋浮腫はなくならない。つまり、再発するということ。

(筋硬化・筋軟化という状態がどのようなものなのか、詳しい文献はあまりありませんでした。)

 

筋スパズム、筋浮腫の緩解により、その深部にある筋硬結(特に筋ゲル)を明確にし、アプローチする必要がある。

 

筋硬結=筋障害+循環障害である

 

治療プロセスの不十分な炎症反応であり、特に血管反応と免疫反応促進させる


痛覚過敏部位(トリガーポイント)があり、そこを刺激すると痛みやつっぱり感を訴える場合がある。これがいわゆる関連痛である。

 

筋硬結、特に芯の短縮する→筋クランプ(こむら返り) →短縮痛→疼痛抑制姿勢(急性筋障害では見られないことが多い)

 

関節可動域の最終域の近くで抵抗がでる運動は、短縮通が関わっていることが多い。※2

他動的に伸展させようとすると、対象者が逆らって屈曲させようとする場合は、伸筋に筋硬結があることが予測できる。※3

限局した硬い部位(バンド様または筋節様)で、その一部にトリガーポイントがあり、これが関連痛を起こす。

1回の治療や検査で、筋硬結を見つけることが困難。その理由は深部にあるため。※4

最近の考え方では、筋繊維の壊死(変性)と言われている。つまり、筋硬結は治らないということになる。※5

 

 

理解できない点やや経験論を踏まえて

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上記のリンク先の記事で筋スパズムがどれだカワカラナイといいました。個人的には、色んな文献を読み漁り、教科書どおりの内容のみで総合的に判断すると凝り・筋肉が硬い=筋スパズムではない、ということになります。

 

※1筋スパズムは何をしても痛いんじゃん

まず、大問題なのは※1です。これが痛み・スパズムというものを分からなくしている根源です。

ひとつの文献で複雑に、そしてバラバラに書かれてありましたが、全部を抜粋するとこのたった一行になりました。

『筋硬結は、収縮痛、伸張痛、短縮痛、圧痛がある。』ということ。
裏を返せば、それら全てがなければ筋硬結ではない、ということになります。筋硬結でないのでれば、スパズムでもないっていうことになります。

 

 

※2と3 短縮痛って存在しないじゃないか

実際にいろいろ実験しましたが、短縮痛っていうのはない、もしくはほとんどないという結論です。その理由としては、その筋を短縮させる痛みがでているようでも、ある関節・または全体の姿勢を変えた状態で、同じ他動運動をすると痛みが出ない時が多いからです。

例えば、通常の肢位で肩関節を他動で曲げると痛みがあったとします。しかし、肘を屈曲位、伸展位、はたまた回内・回外などのポジションを取らせた状態で、肩を他動的に動かすと痛みがない・ほとんどないていう機会が多いという経験から。

2関節筋などの影響もあったりなんて部位もありますが、下肢等にもいえました。

 

これらを統合すると、筋障害って意味がわからなくなります。。。

そこで解決の道を模索すると、行き着くところは『関連痛』。

ただ、この関連痛も曲者で、一般的な関連痛だけでは到底説明が付かないこと。いくつかの学会や団体で、関連痛領域が異なるのが厄介なところ。。

 

※4と5 臨床的にスパズムはマッサージでは治らない

筋硬結は深部にあるので見つからない、(見つかっても?)壊死なので治せない可能性がある、とはっきりと医学書に書いてあります。

おかしな矛盾です。

しかし、上記でも言いましたがマッサージの偉い先生がいっていた内容は、確かこうだったはず。

『マッサージで筋スパズムをほぐすのに20分、その中にある筋硬結を潰すのに20分かかる。つまり、一般的な治療時間では消失させることはできないので、臨床的には意味がない。』

それでついでにいうと、

『筋硬結を潰したとしても、スパズムを作っている原因硬結(責任硬結)を潰さない限り、スパズムは再発する。』

ということも仰っていたので、一般的な治療方法では肩こりその他の凝りは改善できないっていうことだ。

 

痛みの前の筋肉障害の勉強まとめ

そうするといろんなことが訳が分からなくなってくるわけですが、上の過去記事で、Spasmって分からない、マッサージでは凝りは治せないって言った理由の一部です。

 

あと、別の文献ですが、筋障害についてもっとも信憑性・再現性のあるのは収縮痛ということでした。これは経験論上、私もそう思います。

しかし、上の短縮の時と同様、痛みが出ているであろう筋肉に対して、関節ポジションを変えてマックスフルパワーしてもらうと、痛みが全くでないっていう評価も相当数あります。 

あと、筋硬結の大きさはスパズムの中にある米粒大の硬いものってかいてあった本がありましたが、残念ながらそのようなものを感じ取ったことはとほんどありません。あっても石灰組織かと。=硬結なのか?

多分、あ・・・これ上腕二頭筋の筋障害だなって思っている場合の相当な割合が評価ミスです。まだまだ見過ごしている評価点があります。

 

こんな感じですが、痛みに関しては、結構うんちく言えますぜぃΨ(`∀´)Ψ

 

サラッと書くつもりが超時間かかった~~。。。。

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繊維筋痛症(x_x)

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アロマオイルやクリームを塗り込みながらコリをほぐしてハンドケアを施します!

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あとは、湿布する(^-^)
ロキソニンテープの類いですね♪~ヽ(´▽`)/♪

2015-01-16 19:43 from 白井 ゆづみ | Edit

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